受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

埼玉栄中学校

2017年10月14日(土)

充実の学習サポート体制で、一人ひとりの意欲を引き出す

 「人間是宝」を建学の精神に、「今日学べ」を校訓に掲げ、学力の伸長と豊かな人間性を育む教育を実践する埼玉栄中学・高等学校。生徒のあらゆる可能性を伸ばす教育環境の下、オリンピック選手をはじめ、トップクラスのアスリートを輩出してきました。一方で、2000年の中学開校を機に、学力養成を主眼とした教育改革をスタート。国公立大学をはじめとする難関大学への合格実績の伸びに、注目が集まっています。

 2016年に完成した新校舎で開催されたこの日の説明会。この春、校長に就任した町田弦先生は、「学習サポート体制の改革を進めてきましたが、一人ひとりが思い描く進路の実現のために、中高一貫教育のさらなる強化を進めたいと考えています。その一環として、高校で理系進学を担当していた教員陣を中学に異動させ、これまで以上に充実したキャリア教育と進学指導を実践する新体制がスタートしましました」と説明しました。

 続いて、具体的な教育内容に話題が移ります。「本校では『知的好奇心を養う』『基礎学力の定着』の二つを柱とした教育を実践しています」と話すのは、中学入試広報センターの森山豊先生です。授業第一主義をモットーとする同校では、月曜から金曜の始業前と放課後の50分間を、それぞれ「0時限」と「7時限」と呼んで、希望制の演習授業や補習を実施。理解不足の生徒には「わかるまで」をめざすていねいな指導を徹底し、成績上位者にはさらなる学習意欲を引き出す高度な内容に取り組ませています。さらに、シラバスと連携させたオンライン学習システムも導入して、生徒が主体性を持って学ぶ環境を整えています。

 加えて、希望制の第二外国語講座(フランス語・ドイツ語・スペイン語・中国語・韓国語)や高校では発展的学習の講座などを、10時限目まで用意。自分に足りない部分や興味のある分野を好きに選べるので、自由に学習プランが立てられます。こうした補習や第二外国語講座の受講者、部活動に励む生徒などのために、朝・昼・夕と三食を提供するカフェテリアもあるので、安心して部活や学習に励むことができるのも特徴です。

 そして、進路指導専任のスタッフが常駐する「進路指導センター」も生徒たちの学習を強く後押ししています。ここでは、定期考査や模試の成績のほか、相談内容などのデータを一元管理し、卒業生たちの受験データベースと照らし合わせながら、進路や学習の適切なアドバイスを受けることができます。

 ちなみに、中学については2016年度から、「医学」「難関大」「進学」という三つのクラスに分けて募集しています。このうち医学クラスでは高度な授業を展開するだけでなく、医師に必要な倫理観や使命感、判断力や協調性などを育む体験プログラムを盛り込んでいるのが特徴です。森山先生は、帝京大学医学部でのDNA抽出実験(中1)や、北里大学医学部見学ツアー(中2)などの様子を伝えながら、「今年は、医学部生と交流するサマープログラムなど、新しい取り組みも実現できました。中3ではオーストラリア修学旅行がありますが、今後は、医学クラスならではの現地プログラムを検討しています」と話しました。

イメージ写真
中庭を囲むように配置された新校舎は、自然光を採り入れた明るく開放感のある構造。総合体育館、スポーツセンター、温水プールなど運動施設も充実しています

http://www.saitamasakae-h.ed.jp/jh/ 別ウィンドウが開きます。

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