受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

田園調布学園中等部

2017年10月11日(水)

「真の学力」と「リベラルアーツ」により、人生を切り拓く力を養う

 創立91年目を迎え、学園第2世紀を視野に収める田園調布学園。建学の精神「捨我精進」には「自分勝手や甘えや後ろ向きな気持ちを乗り越えて、目標に向かって努力すると、可能性は無限に広がる」という意味があります。校長の西村弘子先生は「生徒が人生100年を生きていく社会は、グローバル化、高度情報化、人工知能の進化の中で予測不能な時代といわれています。ならば、生徒自身が夢を持ち、出会いとチャンスを生かせるように、『学び続けよう』『他と協同しよう』『社会をよりよくしよう』という根っこをつくることが教育の使命です。本校では6年間で、人として根っこを育て、自分の力で人生を切り拓いていく力を養っていきます」と語りました。

 具体的な教育内容については、入試広報室長の細野智之先生が説明しました。同校では「真の学力」を育成するために、すべての教科で、生徒が主体的・能動的に取り組む65分間の「協同探求型授業」を実施しています。細野先生は「グループワークも数多く取り入れていますが、まずは基礎学力をしっかり構築することを大切にしています。その知識をもとに、自分の考えを論理的にまとめて表現していくのが、本校の授業の特徴です」と話しました。

 続いて、英語の4技能をバランスよく鍛える取り組みや英語を活用する行事についての紹介です。英語の授業に関しては、4技能をバランス良く鍛えることをめざし、特に「話す」力については、ペアワークやプレゼンテーションに数多く取り組んで、強化を図っていきます。こうした指導の結果、中3の終わりまでに約7割の生徒が英検®準2級を取得しているそうです。さらに、今年度からマンツーマン指導のオンライン英会話を導入。生徒たちは放課後に取り組んで、会話力に磨きをかけています。国際理解教育については、カナダまたはオーストラリアでホームステイを体験する海外研修(中3)や、ニュージーランド・ターム留学(高1・2)といったプログラムを用意。こうした機会を通じて、生徒たちは異なる文化を理解し、他者と共存する大切さを学んでいます。

 また、自分の知らない世界や新しい価値観に触れるリベラルアーツとしての「土曜プログラム」を、年間15回程度開講することも特色となっています。発達段階に応じて学年ごとにテーマを設けた「コアプログラム」、語学・文化・スポーツ・科学などの分野別の約170講座から興味関心に応じて選択する「マイプログラム」を、各分野の専門家を講師として実施しています。

 この日は、中2生が2人登場し、学校生活について話してくれました。バトン部やダンス部での活動に熱中していることや、土曜プログラムでフラワーアレンジメントや生け花など、ここでなければ体験できないことに取り組めることを楽しいと語った2人。そのはきはきとした口調から、「自分の考えを論理的にまとめて表現する」という同校の教育の一端を感じることができました。

※英検®は、公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。

イメージ写真
2018年度から、制服の夏服がモデルチェンジ。有志生徒を中心にデザインを決めました。また、2018年8月には東校舎の改築工事が終了する予定です

http://www.chofu.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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