受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

北鎌倉女子学園中学校

2017年10月12日(木)

新しい理事長が就任し、学校改革がスタート

 北鎌倉女子学園中学校・高等学校は、2017年4月より、元駐米国特命全権大使であり、外務省退官後は特任教授として慶應義塾大学や上智大学などで教鞭を執った藤崎一郎氏を理事長として迎え、さまざまな学校改革を推し進めています。

 説明会で、校長の瀧本聡先生は学校改革の基本的な方針について、「変化の激しいこれからの社会を見据えて、自分を見失わないたくましさと伸びやかさを備えた人材を育成することが求められます。そのために、従来の『高雅な品性の涵養』と併せて、これまで以上に自立心を育む教育を展開します」と話しました。

 続けて、「今回の改革を機に、自分の目の前にある未来に勇気を持って立ち向かっていくことの大切さを、生徒にもっと伝えていきたい」と話す瀧本先生は、英語教育に関する改革を紹介しました。それによると、ネイティブの教員を増やすことで、生徒たちが英語に触れる時間をさらに多くするそうです。そのうえで、さまざまな民間の英語検定試験にチャレンジさせるなど、語学力を試す実践的な機会も増やしていくとのことです。

 このほか、簿記のような、自立した社会人としての活躍につながる資格の取得についてもサポートしていくこと、鎌倉市への地域貢献にも積極的に参加させて、豊かな人間性を育んでいくこと、校舎をリフォームして最新の設備を導入することなども伝えられました。

 2020年度以降の大学入試改革に向けた取り組みについても説明がありました。同校では、各教室に電子黒板を設置し、それを活用した授業が行われています。さらに、各教科でアクティブ・ラーニングを実践するほか、グループワークやプレゼンテーションに取り組む機会も数多く用意し、協働力や思考力、表現力を高めています。

 同校には「普通コース」と「音楽コース」があります。2018年度の普通コースの入試は全部で4回行われ、このうち、教科の基本的な知識が問われる入試が、2科①(2月1日午前)、4科総合(1日午後)、2科②(2日午前)の3回。そして、2月4日午後には、日本語の「聞く・書く・読む・話す」という4技能を見る試験で合否を判定する「日本語4技能」入試を新設します。その狙いについては、「2020年度以降の大学入試では、英語の4技能が問われるといわれています。それに対応するには、まず日本語をしっかり使えなければなりません。こうした考えから『日本語4技能』入試を設置するに至りました」とのことです。

イメージ写真
国内でも数少ない、中学段階から音楽コース(1クラス)を持つ一貫校です。北鎌倉の豊かな自然の中で、生徒たちは伸び伸びと過ごしています

http://www.kitakama.ac.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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