受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

武蔵野女子学院中学校

2017年10月13日(金)

幅広い進路に対応するコース編成で、生徒の自己実現をサポート

 仏教学者・高楠順次郎博士によって1924年に創設された武蔵野女子学院は、「仏教主義による人間成就の教育」を建学の精神に掲げ、特色ある女子教育を実践しています。説明会に登壇した田中教照校長先生は、緑に囲まれた立地について、「心と体の成長にも良き影響を与えます。主体性を持って、みずから判断し行動できる人格の完成をめざす『心の教育』を重視するにふさわしい環境です」と話しました。

 同校は仏教に基づく人間教育によって、「人を思いやり、命あることへの感謝を忘れず、明るい知性と豊かな情操を兼ね備えた女性」を育てています。たとえば毎日の「朝拝」によって自分と向き合い、週1時間の宗教の授業を通じて倫理問題に関する知識を深めています。これらの人間教育は、創立93年間、変わることなく受け継がれてきた武蔵野女子学院の精神に基づくものです。入試広報部の大坂泰雅先生は「教育は人間性が要です。知識があっても、思いやりがなければ、社会に出ても大成できません。本校の生徒には、相手を思いやる心を持ってほしいと考えています」と語りました。

 続いて、コースの説明がありました。中学は、基礎からしっかり指導する「総合進学コース」と、発展的な内容も含む先取り学習を行う「選抜進学コース」の2コースです。高校は、武蔵野大学を中心に多彩な進路に対応する「総合進学コース」、1年間の留学が必修の「国際交流コース」、国公立大学・難関私立大学の文系学部をめざす「文系創造コース」、医歯薬・理工系学部や武蔵野大学の薬学部・看護学部をめざす「理系医療コース」の4コースがあります。

 このうち「国際交流コース」の留学先は、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの英語圏のほかに、イタリア、フランス、ドイツ、フィンランドなどの非英語圏にも広がっています。留学中の単位についても36単位まで認定しているため、高校3年間での卒業が可能で、卒業までに英検®準1級の取得とTOEIC800点以上をめざします。TOEICの成績については、最近留学を終えた生徒のうち900点以上が2名、800点以上が3名もいるそうで、その成果は着実に表れています。ちなみに、帰国した国際交流コースのクラス平均スコアは700点台とのことです。

 一方、「理系医療コース」の理科の授業においては、ドラフトチャンバー(局所排気装置)を備えた化学室、無菌操作のためのクリーンベンチやバイオトロン(生物環境調節実験施設)を備えた生物室など、充実した設備の下でさまざまな実験を行って、知識を深めています。

 最後に2018年度入試の説明がありました。一般入試は、総合進学①(2月1日午前)、選抜進学(1日午後)、特待チャレンジ(2日午前)、総合進学②(2日午後)の計4回行われます。試験科目は、総合進学が国語・算数の2科で、選抜進学が国語・算数・社会・理科のなかから2科のを選択です。特待チャレンジについては、2科・4科・英語1科のいずれかを選択します。このうち、2科と4科については選抜進学のレベルに準じた内容です。英語は、英検®4級レベルの内容で、リスニングもあります。なお、特待チャレンジの合格基準に満たない成績でも、総合進学または選抜進学へのスライド合格があります。

※英検®は、公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。

イメージ写真
緑豊かなキャンパスには、幼稚園、中学・高校、大学・大学院があり、2階建ての図書館や、大学と共用のテニスコート、体育館など施設・設備も充実

http://www.mj-net.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

ページトップ このページTopへ