受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

東京電機大学中学校

2017年10月4日(水)

「人間らしく生きる」を校訓に、これからの社会で活躍する人材を育成

 日本が将来、技術立国になる夢を抱いた2人の青年技術者が開設した夜間の「電機学校」を前身とする東京電機大学。その系列校である東京電機大学中学校は、1996年の開校以来、「人間らしく生きる」を校訓に、「豊かな心・創造力と知性・健やかな身体」を備えた人を育てることを目標とした教育を行っています。また、昨年度からは、六つの研究分野に分かれた約40のLab(ラボ)から興味・関心のあるテーマを選択し、中高合同ラボでグループ研究を行う課題探求学習「TDU 4D-Lab」を展開。「この先の20年後の世界で人間らしく生きていくために必要とされる資質」として重視している「視野の広さ」「冒険心」「向上心」「共感」「専門性」を養成しています。

 説明会の冒頭で、校長の大久保靖先生は、「中学校は2018年度から、高等学校は2019年度から、その一部が前倒しで実施される新しい学習指導要領では、『知識の習得』『知識の活用』『人間性の涵養』などが大きな柱とされています。これからの時代に社会で活躍するためには、正解のない問いに立ち向かっていかなければなりません。そうした課題を解決する際に必要となるのが確かな知識、表現力、協働力です。自分の意見を伝えながら他者と協働し、新しい何かを創り出すことが求められます」と話しました。続けて、「人工知能(AI)が人の雇用に大きな変化をもたらすといわれています。こうした変化に対応するには、AIの弱点とされる『意味の理解』が得意にならなければなりません。つまり『高度な読解力』を身につける必要があります。本校では、これらの力を養成していきます」と語りました。

 続いて、具体的な教育内容に話題が移りました。なかでも多くの時間を割いて説明したのが、夏休み期間中に実施した「オルセースクールミュージアム」です。これは、フランス・パリのオルセー美術館に所蔵されている美術品の研究用高精細レプリカ30点を学校内に展示するという取り組みで、生徒たちは鑑賞だけでなく、一般の来場者の案内係として作品を解説するアートコンシェルジュにも挑戦したそうです。大久保先生は「美術の専門家でもない生徒たちが、有名な絵画との出合いから自分が思ったことも来場者の方々に説明していました。知識を習得し、学んだことや感じたことを他者に伝えるという一連の体験を通じて、思考力も大きく磨かれたのではないでしょうか」と笑顔で話しました。

 最後に、教頭の古城仁先生より2018年度入試について説明がありました。前年度同様に出願はWebのみでの受け付けで、入試は2月1日午前、1日午後、2日午前、4日午後の計4回行われます。1日午前と2日午前が2科4科選択で、1日午後が2科(国語・算数)となっています。そして、4日午後については、算数・国語・理科・社会のなかから得意な2教科を選べます。

イメージ写真
校舎は、広い廊下が特徴で、五つの理科教室、三つのPC教室があります。屋上のプールや体育館地下の最新設備のトレーニングルームなど、運動施設も充実しています

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