受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

鎌倉学園中学校

2017年10月3日(火)

真の文武両道をめざす 「放課後が元気な学校」

 鎌倉五山筆頭の建長寺に隣接する鎌倉学園中学校・高等学校は、古都鎌倉の豊かな緑に囲まれた温かい校風の男子進学校です。「人として身につけなければならない社会の正しい道理を知り、心清くして悪を恥じ、不正を行わない」という「礼義廉恥」を校訓として、「知・徳・体」のバランスの取れた人材を育成しています。

 あいさつに立った校長の竹内博之先生は、同校の五つの特徴について説明しました。一つ目は「ほどほどの宗教教育」、二つ目は「土曜日の使い方」です。同校は週6日制ですが、土曜日は通常の授業ではなく、「鎌学セミナー」と称して1回完結型の特別授業を実施。GTECや数学検定の対策授業のほか、書道、短歌・俳句といった授業を行っています。

 三つ目は「真の文武両道をめざす」です。「本校ではクラブ活動を推奨しています。それは、心身ともに成長著しい大切な中高6年間に、勉強だけでなく、今しかできないことにどんどん挑戦させたいとの思いがあるからです。これは、本校創立以来の教育モットーでもあります」と強調。運動系クラブだけでなく、弁論部や考古学部といった文化系クラブも活躍しているとのことです。

 そして四つ目は「放課後が元気な学校」であることです。放課後こそ生徒同士、教員と生徒が深く触れ合うことができる、本当の意味で「生きる力」が身につく時間だというのが同校の考えです。部活動が活発なことはもちろん、補習や追試、進路相談といったフォローも手厚く行っていることを説明しました。

 最後は「安心・最新を備えた施設」です。2013年夏から校舎のリニューアル工事を進めていた同校では、昨年11月にすべての校舎が完成し、最新鋭のICT機器も導入。加えて、今年3月には第1グラウンドの人工芝張り替え工事も完了しました。竹内先生は「ハード面の整備はほぼ終わりましたが、ソフト面についても改革を進めます」と語り、大学合格実績の向上をめざして、新しいカリキュラムを導入することも報告。「これによって、生徒全員が国公立大学に合格できる学力を養成することが目標です。新しい校舎と新カリキュラムから、鎌倉学園のやる気と本気を感じ取ってください」と結びました。

数学は「発展」「標準」「基礎」の 習熟度別授業を展開

 続いて、入試対策部長の林栄先生より、新しいカリキュラムの内容について説明がありました。まず、中学では学習習慣の確立や、基礎学力の定着に力を入れることはこれまでと同じですが、中3から数学の授業を「発展」「標準」「基礎」の三つに分け、「それぞれの理解度に応じた習熟度別授業を展開し、底上げを図っていく」とのことです。そして、高1からは英語・数学・国語の3教科において習熟度別授業を実施。高2からは生徒の希望する進学先に合わせたコース分けを行います。加えて、長期休暇中の講習や、毎日の補習・補講を充実させていくそうです。

 最後に2018年度入試について、日程の変更が伝えられました。同校は、算数選抜、一次、二次、三次の計4回実施していますが、一次を従来の2月2日から1日に、二次を4日から2日に、三次を5日から4日に繰り上げます。なお、算数選抜はこれまでと同様に2月1日午後に行われます。また、定員配分についても、一次が80名から60名に、三次が20名から40名に変わりますが、算数選抜の20名と、二次の50名に変更はありません。

イメージ写真
国際教育にも注力している同校。オーストラリア語学研修やヨーロッパ歴史探索のほか、ボランティア活動にも参加するベトナム研修旅行など、多彩なプログラムがあります

http://www.kamagaku.ac.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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