受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

大宮開成中学校

2017年10月11日(水)

変化の激しい将来を見据えて 豊かな人間性と自立心を育む

 校訓「愛・知・和」の下、21世紀を担う国際感覚豊かなリーダーの育成をめざす大宮開成中学・高等学校は、国公立大学や難関私立大学への高い合格実績を誇る埼玉県内有数の進学校です。

 説明会で、校長の山中克修先生は、中高一貫の進学校を選択する意義について、「2020年度以降の大学入試改革に対応できる学力を培うことに加えて、人間力を鍛えられることにあります」と話しました。続けて、「本校は、学校行事や体験学習を通じて、一人ひとりの『思いやりの心』『豊かな人間性』『素直さ』を育んでいきます。さらに、『目的を持つ』『自分で判断して行動に移す』といった自立心を養う仕掛けを数多く設けているのも、教育の特色です」と語りました。

 続いて、教頭の松﨑慶喜先生が今春の大学合格実績を紹介。中高一貫部では卒業生71名中、早慶上智に27名、東京理科大に12名、GMARCHに72名の現役合格者を輩出し、「入学定員の厳格化の影響で、多くの私立大学が合格者数を絞る動きのあったなかで、生徒たちは最後までがんばりました」と振り返りました。そのうえで、「大学入試改革だけでなく、AIの実用化に伴う雇用の変化や、『18歳成人』法案の動向など、教育現場には常に将来を見据えた変革が求められます。そこで本校では、『不易の教養』『強靭な発信力』『6年後を生きる力』を三つの柱として、教育内容の充実を図っています」と述べました。

「英数特科」「特別進学」の2クラス 今秋よりオンライン英会話を導入

 次に教育の特徴として挙げたのが、中学入学時から「英数特科クラス」と「特別進学クラス」に分かれる2類型を設けていることです。英数特科クラスでは、最難関大学や医学部への現役合格を視野に入れた応用・発展的な授業を展開。特別進学クラスでは、基礎・基本の習得を重視し、学習習慣の定着を図ります。松﨑先生は、「授業の進度は同じで、小テストと補習の徹底や春・夏期講習(必修)、ネイティブ教員による英会話授業も両クラス共通で行います。2年ごとに〝類型替え〟も可能です。優劣ではなく、どちらの指導が合っているかで選んでください」と説明しました。

 一方、発信力については、グループワークやプレゼンテーションに取り組んで、磨きをかけていきます。たとえば、環境問題などのテーマに取り組むグループ学習(中1)や、日本文化を学ぶ京都・奈良校外研修旅行(中2)の後には、必ずその成果を文化祭などで発表しているそうです。

 英語教育については、今秋よりオンライン英会話を導入。生徒はタブレットを使って、フィリピン人講師とマンツーマンで英会話を行っています。「他人の目を気にすることがないので、失敗を恐れずに英語で意思を伝えることができれば、語学力だけでなく、コミュニケーション力も大いに鍛えられるはずです」と話した松﨑先生は、国内でネイティブのスタッフと合宿する「国際交流キャンプ」(中3)や、ホームステイや現地大学の授業に参加する「オーストラリア語学研修」(高1)など、国際理解プログラムについても紹介。そして「本校が求めるのは、当たり前のことをきちんとできる生徒です。あいさつや約束を守るといった〝当たり前〟を、ぜひご家庭でも実践してほしいと願います」と締めくくりました。

イメージ写真
校舎には、約200席の個別ブースから成る自習室や、生徒間の学び合いやディスカッションの場となる「ラーニングコモンズ」を備えた図書館があるほか、2018年秋には新体育館も完成する予定です

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