受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

海陽中等教育学校

2017年9月18日(月・祝)

全寮制を生かした全人教育で 国際リーダーとしての資質を磨く

 海陽中等教育学校は、愛知県蒲郡市に立地する全寮制の男子中高一貫校です。次代のリーダー育成を目的に、トヨタ自動車、JR東海、中部電力など、日本を代表する大手企業80社以上の賛同の下、2006年に創立されました。基礎学力と人間力をバランス良く鍛える全人教育を実践する、英国のパブリックスクールを手本にした全寮制の学校です。

 この日、登壇した広報担当の柴田哲彦先生は、まずドローンによる空撮映像を使って学校の全体像を紹介しました。広々とした敷地には教室棟、食堂棟、野球場や400メートルトラックを備えたグラウンド、12棟のハウス(学生寮)など、充実した設備がそろっています。学園内には全校生徒はもちろん、教職員の80%が暮らしています。また、協賛企業から派遣される若手社員が「フロアマスター」としてハウスに滞在し、お兄さん役として、生徒をサポートする仕組みがあるのも大きな特徴の一つです。

将来の可能性を大きく広げ 仲間との絆を深める6年間

 国際社会で活躍するリーダーの育成を目標に掲げる同校では、キャリア教育が充実しており、ビジネスや研究の第一線で活躍する専門家を招いた特別講義を年6回ほど開催しています。また、フロアマスターの所属企業を訪れる「企業訪問」も盛んです。そして、イギリスのイートン校、ハロウ校、ラグビー校でのサマースクールをはじめ、アジア各国の学生と議論を交わす「国際シンポジウム」への参加など、さまざまな国際交流を通じて海外へのチャレンジ志向が高まっており、今春は5名が海外大学に進学しています。東大6名、京大3名をはじめ、国内の難関大学にも多くの卒業生が進んでいますが、柴田先生は「難関大学の合格者数を競うのではなく、あくまで大学教育を経た後の社会での活躍を重視しています」と話します。

 この後、中1生の寮生活の様子を撮影した映像を通じて、日々の生活ぶりが詳しく紹介されました。12棟あるハウスのうち2棟は6年生(高3)専用で、残り10棟に1~5年生が学年縦割りの班を使って暮らしています。ハウスには「バディ制度」があり、身の回りのことや敬語の使い方、学習相談まで、ペアになった2年生が新入生をきめ細かくサポートしています。しっかり後輩を導く頼もしい2年生の姿から、寮生活がいかに子どもを成長させるかが伝わってきます。

 「海陽でしか得られないさまざまな学び、充実した教育環境を、ぜひ見学会で確認してほしいと思います」。柴田先生はそんなことばで説明を終えました。

イメージ写真

http://www.kaiyo.ac.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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