受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

大阪星光学院中学校

2017年9月18日(月・祝)

3か所の合宿施設で育む 「アッシステンツァ」の精神

 大阪星光学院は、カトリックのサレジオ修道会の学校として1950年に創立された男子校です。渉外広報部の三島慶先生はまず、学院の教育の特色を語るキーワードとして三つのことばを挙げました。校訓に掲げた「世の光であれ」、それを実現するための教育理念「アッシステンツァ」、そしてサレジオ修道会を創立した聖人「ドン・ボスコ」です。

 なかでも「ともにいること」を意味するイタリア語「アッシステンツァ」は、同校の教育の核。サッカーの「アシスト」と語源を同じくするこのことばには、教員が生徒に常に寄り添い、成長をサポートしていく姿勢が表れています。そして、同校のそんな教育方針を端的に象徴するのが「合宿」です。

 同校には、中学校舎に隣接した「聖トマス小崎研修館」をはじめ、和歌山県みなべ町の南部学舎、長野県信濃町の黒姫星光山荘の三つの合宿施設があり、これらを活用して6年間で合計60泊以上もの合宿を実施しています。

 「中1の1年間だけでも、4月、8月、10月、3月と4回の合宿を予定しています。内容も登山、特別授業、スキー合宿と盛りだくさん。俳句やスケッチに挑戦したり、海に面した南部学舎では浜や磯での生物観察をしたりします」と三島先生はその様子を語ります。

見守り続ける教育を経て 「世の光」として送り出す

 「ともにいる」という生徒に寄り添う姿勢は、きめ細かい学習指導にも表れています。日々の授業を基本にしつつ、特に中学ではきめ細かい小テストで学習の定着度を確認。土曜授業、補習なども活用して基礎学力をしっかり伸ばしています。職員室前には先生と生徒の交流スペースがあり、休み時間には、先生に質問する生徒たちが大勢集まってきます。また、校内のあちこちで友人同士が勉強を教え合ったり、自習に励んだりする姿も見られます。とはいえ、受験勉強だけを重視しているわけではありません。

 「もちろん志望校に合格できる学力をつけさせることはわたしたちの大きな使命ですが、それよりも大きな教育目標は、卒業後もずっと充実した人生を送ってもらうことです」

 合宿をはじめとする充実した学校行事を通じて、共に学ぶ仲間と切磋琢磨しながら成長していく6年間。「男子校ならではの強い絆や仲間意識も、本校の教育の大きな魅力だと思います。自分だけでなく、家族、社会、そして世界で、多くの人と生きる喜びを分かち合える『世の光』を育てたいと思っています」と締めくくったことばが印象的でした。

イメージ写真

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