受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

西大和学園中学校

2017年9月18日(月・祝)

さまざまな工夫で向学心を高め 東大・京大合格者を多数輩出

 西大和学園は1986年に高校が、その2年後に中学が開校した比較的新しい進学校ですが、今春、東大35名、京大40名の合格者を輩出するなど順調に進学実績を伸ばし、関西でも最も勢いのある中高一貫校の一つとの評価を得ています。説明会では副校長の岡田清弘先生が登壇し、ユーモアを交えながら教育の特色を紹介しました。

 同校は男女共学ですが、生徒の学力を最大限に引き上げるため、中2までは男女別クラス、中3から混合クラスという変則的な仕組みを導入しています。このことについて岡田先生は、「男子と女子とでは、成長曲線や学習スタイルが違うので、最初は別クラスのほうが、指導効果が上がります。そして、中3以降は適切な競争を促すために、男子4に対し女子1の比率で混合クラスにしています。男子校と女子校の長所を組み合わせた仕組みです」と説明します。

 体験学習が充実していることも大きな特色です。その内容も、化石採集や天体観測などの理科教育、医療現場などで仕事を体験するキャリア教育、中3の卒業研究やホームステイなど盛りだくさん。中高一貫教育のメリットを生かし、さまざまな工夫で生徒たちの向学心を高めています。

先進的なグローバル教育を行い 世界で活躍する人材を育成

 グローバル教育の一環として、実践的な英語力を身につけるための授業にも力を入れています。文法を重視した従来からの「英語」に加え、コミュニケーション力を高める「国際理解」、英語文献をひたすら読む「多読」の三つを組み合わせ、多角的に英語が学べる環境を整えています。さらに、英会話スクールと提携してネイティブ教員の授業を拡充。音楽や体育をオールイングリッシュで指導するなど、生の英語に触れる時間を大幅に増やしています。

 アメリカ現地法人である西大和学園カリフォルニア校と協力し、留年せず1年間の長期留学ができる態勢を整えていることもあり、海外大学を志す生徒も増えています。岡田先生は、昨年、カリフォルニア大学バークレー校に現役合格した卒業生のエピソードも紹介しました。

 学校までのアクセスについても詳しい解説がありました。同校は奈良県にありますが、大阪府との府県境に近いため、大阪府から通う生徒のほうが奈良県内の生徒より多く、兵庫県から通う生徒もかなりいます。より遠方の生徒のためには男子寮も整備されています。

 「わたしたちは常に新しい工夫を取り入れて先進的な教育環境づくりを進めており、東大合格者数日本一になる日も近いと確信しています」と力強く話す岡田先生。豊富な話題と独自の取り組みが印象的な説明会でした。

イメージ写真

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