受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

洛南高等学校附属中学校

2017年9月24日(日)

あいさつ、掃除、行事を重視 大学入試の先を見据える

 約1200年前に弘法大師が庶民の教育の場として創設した、日本最初の私立学校「綜藝種智院」を起源とする洛南高等学校附属中学校。渉外部長の亀村俊実先生は、説明会の冒頭で洛南高校出身の桐生祥秀選手が陸上男子100メートル走で9秒98という記録を出し、日本人として初めて10秒の壁を破ったことに触れ、「滋賀に生まれた彼がインタビューで、『高校3年間を過ごした京都は戻るべき場所だ』と答えたことをうれしく思った。すべての卒業生にとって本校がかけがえのない故郷になりたい」と話しました。

 大切にしているのは、生徒が33歳になったときをイメージした教育です。18歳の春に夢の実現に向けた第一歩を踏み出すための支援をするだけでなく、社会で活躍する時期に身につけておくべきことを考えた一貫教育を行っています。

 柱となるのがあいさつと掃除です。「生徒に持たせたいのは1人1台のタブレットではなく、1人1枚の雑巾。掃除は面倒ですが、やるからには一生懸命やろう、みんなのためにやろうと思えるかどうかが人間の値打ちにかかわると思います」と言い、こうした姿勢は中学・高校の間に学ぶしかないと強調します。

 学校行事や部活動もその延長線上にあり、クラス対抗での行事も数多くあります。毎年9月に開催される体育祭は、高3生が主体になって運営。大学入試を控えた時期ですが、高3生たちは一生懸命に取り組んで盛り上げます。亀村先生はこうした例を紹介しながら、「洛南は自分一人の幸福をめざす学校ではありません。『おかげさま』『みんなのために』という精神を身につける学校です」と続けました。

来春は小学校からの内部進学者が 実質40名程度の定員減に

 説明会後半には2018年度入試について、詳しい説明がありました。大きな変更点は募集人員の削減です。全体の定員は約280名で、そのうち附属小学校からの内部進学者が約90名となります。単純な引き算では定員は約190名ですが、「約200名と考えてもらっていい」とのこと。2017年度(約240名)と比較すると、実質40名程度の定員減となるものと思われます。

 一方、例年、男子に比べて競争率の高い女子については、約200名のうち50名から60名の入学者を想定しています。こちらは、これまでとほぼ変わらない人数のため、今回の定員減では男子の合格者が絞られることになるそうです。また、併願から専願への志願変更は入試当日まで可能で、手続きに関しては塾の先生を通じて連絡してほしいとの呼び掛けがありました。

 最後に亀村先生は、入試当日は「やることはやった」「がんばってきた」と良い意味で開き直ることが大切とアドバイスされ、そのためにも一生懸命がんばって勉強してきてほしいとエールを送りました。

イメージ写真

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