受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

洛星中学校

2017年9月24日(日)

「心・頭・体」の教育を三本柱に 立派な社会人を育てる

 「キリスト教カトリック精神に基づく全人教育」を目標に掲げ、男子中高一貫教育を行う洛星中学校・高等学校。この日の説明会は、毎年12月に実施されるキリスト降誕劇「クリスマス・タブロー」の準備の様子から始まる「勇気ある未来(あした)」と題したDVDの上映でスタートしました。

 約30分にわたる映像は、クリスマス・タブローの舞台裏で奮闘する生徒を主人公に進行。合間に授業風景や卒業生へのインタビュー、校長先生のメッセージ、年間行事などを挟み、中高6年間の道のりがわかりやすくまとめられています。メッセージのなかで校長の阿南孝也先生は、「キリスト教に触れる機会も設け、心の教育、頭の教育、体の教育を大事にし、バランスの取れた人間を育てています」と画面の向こうから呼び掛けるように教育理念を語りました。

 DVDの上映後に副校長の藤田武久先生が登壇。同校の特徴として、カリキュラムや校風の自由度が高いこと、中1から高3までの異なる世代のかかわりがあることを挙げた後、「本校が育てたいのは、難関大学に進学できる生徒ではありません。周りの人の役に立つ、立派な社会人を育てたいと考えています」と教育方針を述べました。

自分の学習スタイルを確立 考え、分析し、判断できる力を

 授業面の進度は、特別に速いわけではありませんが、主要教科は公立校より時間数が多いため、自然に先取りするかたちになります。また、自分自身で考え、分析し、判断・決断できる力を身につけるには、学習の習慣づけと自分の学習スタイルを早期に確立することが重要ですが、そのために中学での宿題はやや多いかもしれないとの説明がありました。一方で、小学校で学んできたことはいったんリセットされるので、たとえば算数が苦手だったからといって、数学に不安を持つ必要はないとのこと。学習が遅れがちな生徒への補習はもちろんありますし、高校では長期休暇中に講習を開くなど、基礎から応用までさまざまなサポートを行っているので安心です。

 クラブ活動や学校行事は、社会性や協調性を育て、人間的に大きく成長できる心の教育の場ととらえて重視しています。また、同級生、先輩・後輩、先生、さらには卒業生や保護者まで含めた「洛星ファミリー」の結びつきが非常に強いという伝統も、脈々と受け継がれているそうです。

 後半は2018年度入試についての説明がありました。募集人員に変更があり、前期は195名から180名へと15名減り、後期は30名から45名へと15名増えます。また、3科・4科選択制ですが、藤田先生は「ぜひ4科を勉強してほしい」と強調。社会科を学習することは思考能力の向上につながると述べた後、受験生へのメッセージとして「今、しなければならないことをしっかりやって洛星に来てください」と語りかけ、説明会を終えました。

イメージ写真

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