受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

開智日本橋学園中学校

2017年10月5日(木)

探究型の先進的な学びと世界標準の英語教育で「社会で活躍できる力」を育む

 2015年に中高一貫の共学校として新たなスタートを切った開智日本橋学園中学校。さいたま市岩槻区の開智中学・高等学校などを運営する開智学園グループの1校として、教育目標に「平和で豊かな国際社会の実現に貢献できるリーダーの育成」を掲げ、「これからの社会で活躍するために必要な力」を身につけるカリキュラムを展開しています。

 説明会の冒頭で、校長の一円尚先生は同校の教育方針について、「これからの社会のキーワードは『IT』と『国際化』。開智グループというバックボーンを持ちつつ、『今の教育に何が必要か』を徹底的に考え、実践するという新しい取り組みを行っています」と語りました。

 続けて、「生徒みずからが学ぶ授業」「コミュニケーション力」「使える英語」の三つを重視していることを紹介した一円先生。たとえば、教員が疑問・課題を生徒に提示し、対話を通して進める参加型・双方向型の授業を実践しています。また、調べ学習に当たる「探究テーマ・フィールドワーク」では「疑問→仮説→検証→発表」を繰り返すことで、課題解決力、思考力、判断力、行動力といった「これからの社会で活躍できる力」を育んでいます。併せて、プレゼンテーションに挑戦する機会も数多く設けて、表現力を高めているのも特徴です。加えて、英語教育では授業時間を多く確保し、8名のネイティブ教員による“英語漬け”の環境を用意。実践的な語学力を養成します。

 このほか、生徒同士でディスカッションして、論理的思考力を養う「哲学対話」という授業も行っています。一円先生は「他者と議論を繰り返すことで、みずから知識の補充に努めようと、能動的な学習スタイルが定着します。今後も、一人ひとりの可能性を引き出す教育を実践していきます」と力強く述べました。

 続いて、副校長の宗像諭先生が登壇し、クラス編成と入試について説明しました。国際バカロレア(IB)の中等教育プログラム(MYP)候補校に認定されたことに伴い、帰国生などの英語力の高い生徒を対象とした「グローバル・リーディングクラス(GLC)」のほかに、日本語での授業でIB資格を取得できる「デュアルランゲージクラス(DLC)」を設置。これは、中学から本格的に英語を学ぶ生徒を対象としたクラスで、「英語表現力を4年間で帰国生レベルに引き上げる」とのことです。

 国内のトップレベルの大学をめざし、先取り教育をメインとする「リーディングクラス(LC)」、反復授業をメインに基礎学力を高める「アドバンストクラス(AC)」でも、探究型の学習をベースにリーダーシップやコミュニケーション力を養います。さらに充実したキャリア教育とボランティア活動で社会貢献できる意識を育てて、世界に通用する人材を育成することもめざしています。また、高2からは「国立文系」「国立理系」「医学系」「私立文理」の志望分野別クラスに分かれて、学習のレベルを上げていき、志望大学=夢の実現をめざせる体制を整えています。

 2018年度入試では、一般入試が5回、帰国生入試が2回実施されます。一般入試は、適性検査型、特待生選考、2科または4科選択、4科または英語選択の4種類。3科とは算数・国語・英語R(基礎英語)です。GLC希望者は、算数と国語に加えて、英語G(エッセイライティング)と口頭試問・面接を行います。また、特待生は「特待生選考回」以外の入試でも成績上位者は認定されることがあるので、希望のクラスや高みをめざして、複数回受験する受験生が数多くいるとのことです。

イメージ写真
近代的な校舎の7階より上が体育館と、屋上運動場になっています。地下には、ライブラリ(図書室)があります

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