受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

片山学園中学校

2017年10月21日(土)

富山県で唯一の中高一貫校。自治の精神が育まれる学生寮での生活

 校訓に「孝・恩・徳」を掲げる片山学園中学校・高等学校は、北陸3県で学習塾・予備校を展開する育英センターが2005年に開校した、富山県で唯一の中高一貫校です。2017年で、中学校が誕生してから13年、高校が開校してまだ10年ですが、1期生が卒業した2011年春から毎年、東大合格者を輩出しています。学生寮を併設し、全国から生徒が集まっていることも特徴です。

 東京・代々木のY-SAPIX東大館で行われた説明会には、中学校長と寮長を兼任する望月尚志先生が登壇し、「主要教科を担当する教員は、全員が育英センターの元講師です。そんな経験豊富な教員がていねいに指導しています」と説明しました。また、英語・国語・数学は、中1の2学期から習熟度別授業を行い、一人ひとりの力を伸ばしているとのこと。そのうえで、中1~高2を対象に、先輩から後輩へ学習アドバイスを送るオリエンテーションを学期ごとに実施して、学習への不安を取り除くようにしているそうです。

 また、アクティブ・ラーニング型の授業を増やし、数学や理科においても、クラスメートと協働で課題に取り組んでいます。さらに、ICT機器を利用した授業も行っており、「さまざまな方法で生徒のやる気を刺激し、将来に向かってみずから学ぶ意欲を引き出しています」と強調しました。

 国際理解教育にも注力しており、イギリス、スイス、カナダでの研修のほか、隔年でオーストラリアの学校と交換留学を行うなど、異文化に触れて視野を広げる機会を豊富に設けています。さらに、実践的な語学力向上のために、オンライン英会話学習システムも導入。中2から利用することができます。

 一方、クラブ活動については「平日のみで、1日80分間」と定めていますが、「そうした制約が、練習方法の工夫や高い集中力を引き出している」とのことで、生徒は高い目標を持って文武両道を実践。特に2017年度は、陸上部の走り幅跳び選手が国体で7位という好成績を収めました。望月先生は活気あふれる体育祭の映像も紹介しながら、「行事の企画・運営も生徒が行い、リーダーシップや主体性などを学んでいます」と語りました。

 寮については、2017年度は男子49名、女子34名が在籍。育英センターの講師が毎日訪れ、寮生の学習をサポートしています。生活面においては、生徒たちが学生寮長を選出して自治を徹底しているのも特徴です。たとえば、寮生は中1から高3まで6学年縦割りの班をつくり、そのなかでさまざまな役割を分担。掃除などは当番制です。また、外食会などのイベントを行ったり、寮内でチームを組んでテストの成績を競ったりしているそうです。短期入寮も認めており、冬場は総勢100名ほどが生活を共にしているとのことです。

 入学者の選抜については、本校で行う推薦入試や一般入試のほかに、東京と名古屋で「国内入試」を行っています。2018年度の国内入試は1月8日に実施。東京会場は渋谷の朝日生命宮益坂ビル5階の渋谷サンスカイルームです。望月先生は「さまざまな特待生制度もあるので、ぜひチャレンジしてください」と結びました。

イメージ写真
YouTubeに専用チャンネルを開設。学校のサイトからも、ふだんの授業や研究成果発表のほか、英語スピーチコンテスト、合唱コンクールなどの様子を見ることができます

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