受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

秀光中等教育学校

2017年10月21日(土)

国際バカロレアによる学習プログラムを導入し、世界で活躍するグローバリストを育成

 1996年に開校した仙台育英学園秀光中学校を改組して2003年に開校した秀光中等教育学校。「Language, Music & Science」を教育の軸に、高度な学力、豊かな感性、生涯学習者としての自覚を持ち、世界に貢献できるグローバリストを育成しています。

 東京・代々木のY-SAPIX東大館で行われた説明会には、校長室長の加藤聖一先生が登壇。同校が2016年に策定した「創立25年目記念教育計画」について、その核となる国際教育規格の国際バカロレア(IB)学習プログラム(IBMYP・IBDP)の導入や組織改編のなどについて、次のように説明しました。

 「IBを導入するにあたり、2020年4月より従来の中等教育学校から、母体である仙台育英学園高等学校の併設型中高一貫校へと組織改編することとなりました。これにより、2018年4月の入学生は、秀光中等教育学校で中2まで過ごし、中3進級時に仙台育英学園秀光中学校に編入します。その後、内部進学選抜試験を経て、IBによる学習プログラムを継続できる仙台育英学園高等学校の『秀光コース』や『特別進学コース』などへ進むことになりますが、組織改編後も中高6か年の一貫教育の姿勢は、一切変わりません」

 続いて、具体的な教育内容の紹介です。現在、11~16歳を対象としたIBの中等教育カリキュラム・MYP(Middle Years Programme)の候補校としてトライアル授業を実施している同校では、論理的思考力や問題解決能力、表現力などを養うアクティブ・ラーニングや、探究型授業を展開しています。

 また、仙台育英学園高等学校の秀光コースでは、16~19歳を対象としたDP(Diploma Programme)を導入。これは、所定のカリキュラムを2年間履修し、最終試験において所定の成績を修めると、国際的に認められる大学入学資格(国際バカロレア資格)が取得可能となるもの。2018年度では、英語や音楽、物理などの科目で、日本語と英語でのデュアルランゲージプログラムを開講する予定となっています。加藤先生は「秀光コースでの理系のIBDPは非常に難易度が高いプログラムです。そのことから、内部進学者のみが秀光コースに進むことができます」と説明しました。

 多彩な体験学習も特色の一つです。中1では、7月に登山や自然散策を行う「グリーンスクール」と、1月にスキーや冬の自然体験に挑戦する「スノースクール」を実施。中3で行う海外研修では、海外IB校での「グローバルリーダーシップ研修」を行い、現地での大学訪問やホームステイなどを通じて、英語力の向上とグローバリストに不可欠な知性・感性・国際性を養成します。

 教育の柱の一つであるMusic(音楽)については、初心者でも6年間で必ず2種類の楽器を演奏できるように指導しているとのこと。加藤先生は「音楽は世界共通の言語です。また、教養としても必要なものだと考えています」と強調しました。一方、Science(科学)については、開校以来、医歯薬系への進学を希望する生徒が多いことから、東北大学の全面協力を得て理科実験講座「サイエンス・コ・ラボ」を実施。また、2018年度よりMYPトライアル授業として、ロボットのプログラミングなども学んでいきます。

 2018年度の東京選抜入試については、1月8日に行います。会場は、慶應義塾大学三田キャンパスと青山学院大学青山キャンパスの2か所。出願時にいずれかを選択します。

イメージ写真
宮城野校舎は、JR「仙台」駅から仙石線で二つ目の「宮城野原」駅の目の前。同じ仙石線沿線の学園寮から通う生徒も多く在籍しています

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