受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

湘南学園中学校

2017年10月25日(水)

実社会とのかかわりを学ぶ教育で、グローバルに活躍する人材を育成

 藤沢・鵠沼の地元有志が「自分たちの学校をつくろう」と、1933年に創立したのが湘南学園です。まず幼稚園、小学校が設立され、戦後、中学校と高等学校ができました。「個性豊かにして身体健全、気品高く社会の進歩に貢献できる明朗有為な実力のある人間の育成」を教育目標とし、学力の養成と併せて、豊かな人間性を育む教育を実践しています。

 校長の榎本勝己先生は、「2020年度以降の大学入試改革を見据え、さらに20年後、30年後の社会で活躍できる人材の育成をめざし、持続可能な開発のための教育『ESD(Education for Sustainable Development)』に取り組んでいます」と話しました。

 ESDは、柔軟な思考力やコミュニケーション力、他者と協働する力などを養成する総合学習のことで、その内容はグローバル教育、キャリア教育など多岐にわたります。榎本先生が一例として挙げたのが、2017年度から始まったクラウドファンディングの教育への初導入です。生徒のアイデアを社会の人々へ広く問い掛け、課題を解決するためのアクションを起こすこの学習では、自分たちの「思い」を実社会に発信し、学外から賛同を得ながら社会の進歩に貢献することを学びます。「プロジェクトが広がっていくこともあれば、時にはうまくいかないこともありますが、その過程から生徒は多くのことを学んでいます。実社会に触れる学習を通じて、学ぶ意欲を高め、みずから行動する主体性を育んでいきます」と語りました。

 続いて、高1の女子生徒によるスピーチが行われました。小学6年生のときに学園祭を見学し、「在校生の姿がきらきらしていた」ことが、同校をめざすきっかけとなったとのことです。そして、入学して感じた学校の特色として、行事の運営を生徒たちが主体的に行っている点を挙げました。さらに、イギリス、ポーランド、カナダ、オーストラリア、韓国、台湾などを訪問する研修「グローバル・セミナーズ」にも積極的に参加している彼女は、「『台湾セミナー』では、英語教育に力を入れている現地の学校を見学して、そのレベルの高さに驚き、もっと英語をがんばりたいと強く思うようになりました」と振り返りました。また、「ポーランド・リトアニアセミナー」では、彼女の家庭が留学生のホームステイ先となり、後日、その留学生の家庭に彼女がホームステイするという交流を体験。加えて、『アンネの日記』を読んで以来、心に残っていたホロコーストなどの悲しい歴史についても、実際に現地を訪れて学んだそうです。「英語力の向上はもちろん、各地の文化や歴史を学ぶ機会にもなり、自分の成長につながりました」と、自信に満ちた表情で話しました。

 2018年度入試は、2017年度と同様にA日程(2月1日午後)、B日程(2日午前)、C日程(3日午前)、D日程(6日午前)の計4回行われます。このうち、C日程およびD日程においては、複数回受験者を対象に「優遇措置」を実施することが伝えられました。

イメージ写真
創立80周年を記念して建てられたカフェテリアは、近隣の住民も利用することが可能で、地域の交流場として活用されています

http://www.shogak.ac.jp/highschool/ 別ウィンドウが開きます。

ページトップ このページTopへ