受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

江戸川女子中学校

2017年9月15日(金)

「英語教育の充実」「学習習慣の確立」「校外学習」を柱に、「教養ある堅実な女性」を育成する

 江戸川女子中学校・高等学校は、その前身となる城東高等家政女学校が1931年に創立されて以来、「誠実・明朗・喜働」を教育の基本方針とし、「教養ある堅実な女性」の育成に努めてきました。説明会で校長の木内英仁先生は、「本校では、生徒の自主性や多様性を尊重しながら、教員が適切な距離感を持って指導を行っています。そのように、一人ひとりの自立を促して、学力面で堅実な努力を積み重ねると同時に、情操面も豊かな女性を育てることが、本校の教育です」と語りました。

 続いて、学校生活全般の紹介です。授業は1コマ65分の2学期制で1日5時限(土曜は3時限)。2学期制を敷いています。生徒全員に自己管理力を養成するためのスケジュール帳を配布し、担任が1週間ごとにチェックしているのが特徴です。部活動も盛んで、バレーボール部やサッカー部、ソフトボール部などの体育系、吹奏楽部や演劇部などの文化系の団体が合計35あります。中高合同で活動し、先輩・後輩の縦のつながりから生徒は多くのことを学び、人間性に磨きをかけています。

 力を入れている情操教育については、中学で特別教育活動を展開。中1で茶道、中2で筝曲、中3で華道を週1コマずつ学び、日本の伝統文化を通じて、感性や品格を養っています。また、音楽では専門のコーチを招き、バイオリン・ビオラ・チェロなどの弦楽器を学ぶことを伝統としています。

 一方、学習面に関しては「英語教育の充実」「学習習慣の確立」「校外学習」の三つを教育の柱としています。一つ目の英語教育については、週6コマの授業数を確保し、4技能をしっかりと鍛錬。加えて、年度末には外部のネイティブスピーカーの講師を招き、英語でコミュニケーションを図る「イングリッシュ・スピークアウト・プログラム」も行って、実践的な語学力を養成しています。

 二つ目の学習習慣については、定期考査前に作成する学習計画表を通じて、自己管理力を高めています。そのうえで、英語・数学の補習や、長期休暇中に講習も行って、みずから進んで学習する姿勢を育んでいます。

 そして校外学習は「自立心を鍛える」という目的で行われ、中1で軽井沢、中2で南信州を訪問します。また、奈良のホテルに現地集合する中3の奈良・京都の修学旅行では、各班が選んだコースで奈良・京都を3泊4日で巡ります。こうして生徒同士でリサーチを行い、情報収集力やコミュニケーション力を培ったうえで、高2のカナダまたはフィリピンの修学旅行(普通科)、4か国から選ぶ語学研修(英語科)へと臨んでいます。

 このほか、企業訪問や大学での特別授業などを実施しているのも特徴で、2017年度は東大が同校だけに特別授業を行ったそうです。こうしたプログラムを通じて、一人ひとりの興味・関心の幅を広げ、将来の進路を強くイメージさせているのも、同校の教育の特色の一つです。

イメージ写真
高1では中3の成績によって、習熟度別にクラスを編成。高2より英語科と、難関私立大をめざす普通科Ⅱ類、国公立大をめざす普通科Ⅲ類に分かれ、普通科はさらに文系と理系に分かれます

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