受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

玉川学園中学部

2017年10月26日(木)

国際社会で輝く人物を育てる6年間の全人教育

 玉川学園は、61万㎡の広大な敷地の中に、幼稚部から大学・大学院、研究施設までがそろう総合学園。中学部の一般クラスでは、すべての授業が図書や資料などの関連教材を常備した専門教室で行われ、各教室に教科の専任教員が常駐し、いつでも質問に対応できる環境が整っています。中3から段階的に「習熟度別クラス」編成を導入し、少人数のクラスを設定。高2からは「進路別クラス」編成によって、より密度の高い学習活動を展開します。併設する玉川大学に進学を希望する生徒は、高3から大学の授業を受講することが可能で、単位認定されます。

 説明会の冒頭、中学部長の伊部敏之先生は、1929年の創立以来、玉川学園が大切にしている「夢」ということばについて紹介。「創立者・小原國芳が掲げた『夢の実現』が、本学園の教育の要となっています。生徒たちの夢を実現へと導くこと、そして国際社会に貢献できる人物を育てていくことが目標です」と話しました。そのために、同学園が力を入れているのが「全人教育」をはじめとした「個性尊重」「自学自律」「労作教育」「国際教育」など、12の教育信条を大切にした教育です。また、伊部先生は「みずから自分の個性に磨きをかけようと、主体的に学習し、自分で考えて汗を流して行動に移し、社会貢献できる人物になろうと努めること。その大切さを伝えるのが、われわれの役割です」と語りました。

 続いて、教育の特色である「探究型学習」の説明がありました。「思考力・判断力・表現力」を養成するために、中1より「自由研究」という授業を行って、毎年3月の学園展で研究成果を発表しているとのこと。中3では「学びの技」という授業で2年間の自由研究を見直し、課題の設定や、情報収集の仕方、論文作成やプレゼンテーションなどのラーニングスキルを高めたうえで、高1から課題研究型の「自由研究」を再開するのも特徴です。このほか、玉川大学や外部の研究機関とも連携し、各機関が行っているミツバチ、サンゴ、ロボットなどのスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の活動にも取り組んでいます。

 力を入れている国際教育については、海外にある提携校や国際規模の私立学校連盟ラウンドスクエアのメンバー校(50か国180校以上)と交流を図るとともに、「アフリカン・スタディーズ」「ヨーロピアン・スタディーズ」といった海外研修プログラムも展開。年間約350名の生徒を海外に派遣し、340名の海外の生徒の受け入れも行っています。このほか、国連の職員を招いて行うグローバルキャリア講座、日本全国から高校生を集めて本学園を会場にして行う模擬国連など、学園内のプログラムも充実しています。

 2018年度の一般入試は、2月1日午前、1日午後、2日午前、2日午後の4回に加え、英語・算数または英語・国語によって合否を判定する「英語選抜入試」を1日午前と2日午前に行います。英語選抜入試のレベルは英検®3~4級程度で「読む・書く・聞く」の3技能を見るとのこと。同学園の英語の習熟度別クラスは、「スペシャルアドバンス(SA)」「アドバンス(A)」「ベーシック(B)」の三つがありますが、この入試での合格者は、SAクラスで学ぶことになります。

 中1から、多くの授業を英語で行う国際バカロレア(IB)クラスがあることも特徴です。

※英検®は、公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。

イメージ写真
夜間の利用も可能な人工芝のグラウンドや、図書室とICT教室の機能を合わせた「学園マルチメディアリソースセンター」など、充実した施設が整っています

http://www.tamagawa.jp/academy/lower_upper_d/ 別ウィンドウが開きます。

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