受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

横浜富士見丘学園中等教育学校

2017年10月24日(火)

東京理科大学との教育連携、高校募集開始、共学化など、新たな改革に着手

 1923年に設立された日の出女学校を前身とする横浜富士見丘学園中等教育学校。2007年に旭区中沢の現校地に移転し、中等教育学校となった同校ですが、2018年度から横浜富士見丘学園中学校・高等学校となり、2019年度より男女共学化することを発表しました。このほか、東京理科大学との教育連携など、さまざまな改革に着手しています。

 説明会の冒頭、校長の澁谷一郎先生は、東京理科大学との教育連携について説明しました。同校は、2016年度より東京理科大学とのインターンシップ協定を結んでおり、確かな学力を身につけるための取り組みとして実施している、中1・2年生を対象とした「チューター制度」や、高2・3で理系への進学を希望している生徒を対象とした「数学フェロー制度」で、東京理科大学の学生が学習をサポートしています。さらに、現在、同大学との教育連携を進めており、その一環として、2017年度は、理系で活躍している女性を招いて「理系の学び講座(全4回)」が開かれました。澁谷先生は「新たな取り組みによって、東京理科大学の学生と本校の生徒が活発に交流することで、相互の教育の発展と充実をめざします」と語りました。

 続けて、共学化や高校の募集を開始することについては、「さまざまな考えや価値観を持つ仲間との出会いを通じて、社会の多様性を実感できるような環境を生徒たちに提供したいと考えています。これからも、未来を見据えた教育の整備に力を注ぎます」と語りました。

 教育内容については、教頭の駒嵜健先生が説明しました。教育目標は「生徒一人ひとりが自分の個性を磨き、主体的に生きる未来をみずから切り拓いて、幸せに生きることのできる力を養成する」ことです。そのために同校では、これからの国際社会で必要となる英語力やコミュニケーション力の養成に注力しています。

 たとえば、英語教育については、中1・2の副担任にネイティブの教員を配置し、日常的に英語でコミュニケーションを取れるようにしています。また、世界10か国の留学生たちと3日間、横浜でのフィールドワークやプレゼンテーションに取り組むプログラム「グローバルアイ」(中3)を実施しています。実践的な英語力と表現力の向上と併せて、ダイバーシティ、グローカルといった社会の変化に対応する力を身につけています。このほか、難関大学進学を見据えたきめ細かい学習指導を徹底している点や、ジェネリックスキル(社会人基礎力)の向上を目的とした多様なアクティブ・ラーニングを実践している点も特徴です。

 2018年度入試については、2月1日午前、1日午後、2日午前、2日午後、4日午前の5回の一般入試を実施します。1日午前・午後の2科入試は、国語・算数・英語の3科目から2科目選択となっており、英語での受験が可能となっています。また、公立中高一貫型の適性検査で選抜する「適性検査型入試」を1日午前に、基礎学力テスト+課題作文+課題作業で選抜する「未来力入試」を3日午前に、それぞれ実施します。

イメージ写真
2019年度の共学化については、男子は「理数特進クラス」でのみ募集。中学段階では男女別クラスで授業を展開します

http://www.fujimigaoka.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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