受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

函館ラ・サール中学校

2017年11月4日(土)

大部屋での寮生活を通して、社会に出てから必要となる、たくましく柔軟な人間関係力を養う

 北海道の豊かな自然に恵まれ、歴史に培われた異国情緒あふれる街、函館。その閑静な住宅街の一角に位置するのが、高い進学実績で全国的に知られる函館ラ・サール中学校・高等学校です。

 東京・代々木のSAPIX国際教育センターで行われた説明会には、広報室長兼常務理事の井上治先生が登壇。同校の特徴として挙げたのが、「人間教育」「全国性」「学生寮」の三つです。まず、一つ目の「人間教育」については、「本校はカトリックのミッションスクールなので、6年を通じて宗教の授業がありますが、それだけが人間教育だとは考えていません。教科以外の時間にどんな経験ができるのかが重要であり、その一つが部活動といえます」とのこと。同校のクラブは強豪ぞろいで、学校が部活動を奨励していることもあって、通学時間を気にすることのない寮生を中心に、それぞれが熱心に打ち込んで、仲間と切磋琢磨しながら連帯感や絆を強めています。

 二つ目の「全国性」は、生徒の出身地の多様さとその割合を示しています。一般的に寮制学校の場合、周辺県の出身者が多いものですが、同校の場合、東京・名古屋・大阪で入試を行っていることもあって、全入学者の過半数が東京以西出身です。「友だちを通じてさまざまな地域文化に触れることができます。感受性が高いこの年ごろに、本校独自の寮で密接なつき合いができて視野を広げていけるのも、本校ならではの魅力です」と井上先生は強調しました。

 そして三つ目が、「学生寮」です。同校は寮生の割合が全体の60~70%と多く、さらに大部屋を採用している全国唯一の学校です。一貫生は高1から、高校からの入学生は高2から4人部屋に移りますが、それまでは60人部屋で集団生活を経験。「ストレスと不自由さを感じる空間かもしれませんが、コミュニケーション力は飛躍的に高まります。大部屋寮生活で培った経験や人間関係は一生の財産になるはずです」と語りました。続けて、「2020年度以降の大学入試改革においても、高いコミュニケーション力が必要となるといわれています。こうした力を育むには、みずから外に出て異文化と交わる経験も大切です。生徒が『人間関係で嫌なこともあるけど楽しい』と評する寮生活は、人間力を鍛える格好の場だと自負しています」と述べました。

 2018年度入試は、前年度と変わらず、第1次試験が1月8日、第2次試験が2月3日に行われます。追加合格の対象者は、「本校を第一志望とする受験生」とのこと。井上先生は「力試しの受験も大歓迎ですが、第一志望なら極端に高い得点は必要ありません。ぜひチャレンジしてください」と結びました。

イメージ写真
クラブ活動も盛んで、生徒は文武両道を実践。特に高校ラグビー部は、スポーツ留学生や推薦入学生がいないにもかかわらず、一昨年に続いて2日目の全国大会出場を果たしました

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