受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

多摩大学目黒中学校

2017年11月15日(水)

新しい時代に対応した教育を実践する「面倒見の良い共学の進学校」

 「常に進化し続ける学校」をモットーとする多摩大学目黒中学校・高等学校は、生徒の能力を最大限に引き出す指導で、次代を担う人材を育成。面倒見の良い共学の進学校として知られており、国公立大学や難関私立大学に多くの進学者を輩出しています。

 学習指導では、自主自立を重視し、基礎学力強化に力を入れています。さらに、生徒と教員、生徒同士、家庭と学校をつなぐコミュニケーションツールとして1人1台のタブレットを活用。進路指導部長の荒尾吉宣先生は「板書はタブレットにアップし、授業中は『考える』ことに集中させ、脳内活性化ができる工夫をしています。常にアクティブ・ラーニングによる学びができる体制です」と話します。

 また、長期休暇中の課題の配布や、苦手科目の補習なども、タブレットを通じて行っています。さらに、自己実現を果たせる生徒の育成を目標として、生徒手帳を活用。その収録内容は同校の教員が吟味したもので、学習管理、目標設定を明確にできるツールとなっています。

 こうした環境に加えて、教科横断的な学びを実践し、課題解決力を身につける体験学習を数多く展開。多摩大学と連携した国際会議への参加、クラウドファンディングを利用した起業プロジェクトなど、現場を体験する多彩なプログラムが用意されています。荒尾先生は「学校、生徒と家庭が三位一体となり、生徒の成長をサポートするための創意工夫を繰り返しています。安心してお子さんを預けていただける環境です」と結びました。

 次に、同校の卒業生でもある小野かおる先生が、学校生活を紹介しました。積極的に2者面談を行う教員が多いのも同校の特徴で、「1~2か月に1度は学習や生活面での状況を生徒に直接尋ねる機会を設けている」そうです。

 続いて、入試広報部長の井上卓三先生が、同校の教育について説明しました。同校では、最難関国公立大学をめざす「特進」と、国公立大学やGMARCHなど難関大学受験に対応する「進学」の二つのクラスを設置しており、中学入学時からクラス分けされますが、中2・3の進級時の成績により、「進学」から「特進」に移ることもできます。

 注力している英語教育については、専任のネイティブ教員2名が授業を担当。約2週間のオーストラリア修学旅行のほか、希望者対象の語学研修(イギリス・アメリカ)や留学制度(アメリカ・ニュージーランド)など、国際理解教育も充実しています。井上先生は「アクティブ・ラーニングや海外でのプログラムを通じて、学外のさまざまな人との触れ合いから『なりたい自分』を探してほしい」と語りました。

 一方で、「文武両道で人間力を育てる」という考えの下、部活動も非常に盛んです。元Jリーガーの監督が率いる中学サッカー部などプロの指導者が多数在籍しており、体育系だけでなく、文化系クラブも全国レベルで活躍しています。

 入試には「進学」と「特待・特進」の二つがあり、2018年度入試では「進学」は2月1日午前と2日午前の2回、「特待・特進」は1日・2日・3日の午後と4日・6日の午前の合計5回行います。「特待・特進」では、すべての回で3年間または1年間の授業料を免除する特待生の選考があります。最後に「合格したものの、特待生に届かなかった場合は、特待生をめざすために再受験することも可能なので、ぜひ挑戦してください」とのメッセージがありました。

イメージ写真
目黒キャンパスの新校舎は、2015年に完成。ICT機器を導入した教室やカフェテリアなど快適な設備と環境が整っています

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