受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

神奈川学園中学校

2017年11月17日(金)

「生きる力と判断力」を教育の柱にして、「自立した女性」を育成する

 1914年に開校した横浜実科女学校を前身とする神奈川学園中学校・高等学校は、ミッション系の女子校が多い神奈川県にあって、数少ない宗教色のない学校です。「生きる力と判断力」を教育の柱にして、「自立した女性」を育てています。

 説明会であいさつに立った校長の湊谷利男先生は、設立の経緯、教育理念を説明したうえで、「夢を見つける」「夢を支える」「夢をかなえる」を柱とした「21世紀教育プラン」を紹介しました。2000年から実施しているこのプランは、新しい時代をどう迎えるかをテーマに策定されたものです。海外研修、国内フィールドワーク、著名人による講演会といった機会の充実を図ることで、みずから進んで学ぶ姿勢を育み、将来の夢や目標を強くイメージさせています。

 こうした取り組みと併せて、2人担任制(担任・副担任)を導入し、生徒一人ひとりに目を配る教育を徹底しているのも特徴です。また、オリジナルテキストと中高一貫の効率的なカリキュラムで、無理のない先取り学習を展開しているほか、思考力、協働力、問題解決力に磨きをかけるアクティブ・ラーニングも行っています。湊谷先生は「神奈川学園ならではの教育を作り上げる努力を積み重ねてきました。これからも豊かな教育を実現していきます」と語りました。

 続いて、教頭の及川正俊先生が進学実績について説明しました。2017年3月の卒業生の4年制大学進学率は93.2%です。卒業生の3分の1以上が国公立大学などの難関大学に進学しており、直近5年は合格率60~70%台で推移しているとのこと。また、理数教育にも力を入れていることもあって、毎年、卒業生の30%程度が理系に進学しているそうです。「一人ひとりの力を最大限伸ばす」という考えの下、成績上位者で編成する特進クラスを設置しておらず、高1で必修科目をほぼ学び終え、高2からは大学受験に向けた対策を行うことで、難関大学突破の学力を養っています。

 次に、広報室長の藤澤里悠太先生より、2018年度入試の説明がありました。入試は2月1日午前、1日午後、2日午前、4日午前の計4回行われます。試験科目は1日午後のみ2科で、それ以外は2科4科選択です。合否判定については、2科(国語・算数)の合計得点の高い受験生から85%ほどの合格者を出します。そして残りの15%は4科の合計得点の高い受験生から選抜するという、国語と算数の比重が大きい入試となっています。

 最後に登壇した教頭の大石圭子先生は、自立心を育む取り組みについて紹介しました。担任や副担任が日々の変化を把握しながら、生徒同士の関係づくりをサポートしています。また、みずから学ぶ姿勢を養うため、深い考察を必要とする授業を数多く展開していることも強調しました。そして、中3の海外研修を経験した生徒たちの様子について、「ことばや文化を超えて、人と人がつながり合うことを経験し、人間的に大きく成長しています」と話しました。

イメージ写真
校舎内は光を多く採りこむ設計で、明るく開放的。化学や物理の実験室、最新のパソコン45台を完備したMMC教室など施設も充実しています

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