受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

早稲田摂陵中学校

2017年9月30日(土)

早稲田大学との連携を強化し、教育の充実を図る

 2009年に早稲田大学の系属校となった早稲田摂陵中学校・高等学校は、先進的な教育カリキュラムと緑豊かな学習環境の下、「自律・責任・質実」を校訓に、社会に貢献する人材を育成しています。同校には生徒寮の「新清和寮」があり、そこでは現在、中高合わせて約60名が生活していますが、その約半数が関東出身者です。

 この日、東京・代々木で行われた説明会には、入試広報部の平井一壽先生が登壇。「早稲田大学の系属校となって9年目を迎えました。入学式や文化祭では早稲田の応援部の皆さんに協力してもらっていますが、学習面においても早稲田との連携強化を進めています」と話しました。たとえば、早稲田大学の模擬授業、教育学部の教員による「怒らない技術」を習得するアンガーマネジメント講義、留学生との交流体験、教員による英語教育の合同研究会など、さまざまな場面で積極的に連携し、教育の充実を図っています。

 また、自然に囲まれた約2.6万㎡のキャンパスには新清和寮のほか、音楽ホールを兼ねた学園生徒会館、甲子園球場と同じ規模のグラウンド、食堂など、充実した施設がそろっています。平井先生は、「中高6年間は、学力の養成と併せて、縦と横でさまざまな人とかかわり合い、人間力を鍛え、人として大きく成長していく時期です。まずは本校に足をお運びください。そして、ご家族でよく話し合い、お子さん自身が本校を強く志望し、入学してもらえれば楽しい経験がたくさんできます」と話しました。

 続いて、教育内容や進学状況について説明がありました。中1・2では自学自習の習慣化を図るために、きめ細かい指導を行います。そして、中3からは発展問題や演習問題を多く取り入れる「S特進コース」と、基礎の定着を確実にする「特進コース」に分けて授業を行います。さらに高2からは、高校からの入学生も合流して、S特進コースを文系選抜、理系選抜、文理、文系、理系の五つに、特進コースも文系と理系の二つに分かれ、全7クラス編成で生徒の希望進路に応じた授業を展開します。

 早稲田大学へは40名程度の推薦入学枠を持っています。2017年度は卒業生のうち28名が推薦で早稲田に進学しました。国公立や関関同立を中心に、関西の大学への進学を希望する生徒が多く、「早稲田大学への推薦希望者の競争率は、それほど高くなりません」と平井先生は説明しました。

 最後に、早稲田大学の政治経済学部と法学部に推薦で進学した2名のOGも登壇し、学校生活について思い出を語りました。学習面については、「毎朝の小テストのおかげで、家庭学習の習慣が身につきました」「7限目では、その日の学習を振り返る時間が多く取られていたので、理解が深まりました」と話しました。

 このほか、学校行事やクラブ活動が活発なことにも触れた2人は、「入学直後に行われる『錬成合宿』を通じて、すぐに友人ができたことが良い思い出です」「中3の文化祭で、伝統の『摂陵太鼓』を演奏したことが、とても良い経験となりました」と振り返りました。そして、寮生活については、「個室なのでプライベートが確保でき、専属のスタッフの方が24時間常駐しているので、いつでも安心です。寮で仲間と一緒に楽しく過ごした時間は、何物にも代えがたい貴重な体験となりました」と語りました。

 なお、2018年度の関東入試については、早稲田大学・本部キャンパスを会場として1月8日と13日、そして2月11日と、計3回行われます。試験科目については、1月8日が4科、13日が3科(国算理または国算社)・適性検査と帰国生、2月11日が2科(国算)となります。

イメージ写真
キャンパス内に生徒寮「新清和寮」を完備。全国から生徒を集め、寮生は全員、個室で生活しています

http://www.waseda-setsuryo.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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