受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

青山学院横浜英和中学校

2017年11月15日(水)

2018年度より共学化 「自立と相互理解」の大切さを伝える

 2016年度に青山学院大学の系属校となり、2018年度から男子の募集を開始し、共学に移行する青山学院横浜英和中学高等学校(旧・横浜英和女学院中学高等学校)。130年を超える歴史を持つ同校にとっては大きな転換点となり、注目が集まっています。

 説明会で、校長の小久保光世先生は、「現在と将来を見据えながら、必要な教育をゼロベースで考えています」と話しました。そのうえで、「本校の『心を清め人に仕えよ』というスクールモットーと、キリスト教を基盤とした豊かな人格形成教育は、これまでどおり大切にしていきます」と強調。続けて、「われわれが育てるのは『グローバルパーソン』です。知性(Intelligence)、品性(Integrity)、国際性(International mind)を兼ね備え、多様な価値観を理解し、多様な人々と共に歩んでいける国際人を育成します」と語りました。

 次に、共学化に触れた小久保先生は、「男女が共に重要な役割を果たす国際社会においては、お互いに自尊心や共感性を持って協働して生きていくことが必要となります。本校の6年間でも、そうした『自立と相互理解』の大切さを十分に伝えていきたいと思います」と述べました。

 青山学院大学との高大連携や、同大学への推薦入学についても説明がありました。系属校となったことで、大学キャンパス見学会、キャリアガイダンス、大学教授による出張講座などのプログラムが実施されるようになり、「生徒が自分の将来をイメージしやすくなった」とのこと。青山学院大学への推薦入学については、現在の中2から、進学条件を満たすことで希望者は全員が進学できるようになります。一方で、青山学院大学にない学部をめざす生徒に対しても、「志望する学部に合わせて学習できるように、高校は幅広く科目選択ができるカリキュラムとなっています。安心してお子さんをお預けください」と小久保先生は結びました。

英・数で習熟度別授業を展開 主体的に進路を選択するよう指導

 教育内容の説明については、教頭の松村誠先生が担当しました。英語や数学については習熟度別授業を展開。特に英語教育に注力しており、中1前期は1クラス2分割の少人数制、中1後期からはグレード別少人数制で、中学卒業までに英検®準2級、高校卒業までに2級取得をめざします。また、中だるみを防いで緊張感を持ち続けられるように、高1への進級時に「到達試験」を実施しているのも特徴です。加えて、個別面談や進路適性検査、年30回ほどの土曜セミナー、夏期補講、模擬試験などを行い、主体的に自分の将来の進路を決定できるように指導しています。

 最後に、2018年度入試の説明がありました。試験は、2月1日午前、2日午後、3日午後の計3回行われます。試験科目は4科で、国語・算数が各100点、社会・理科が各50点の300点満点です。合格者の得点率の目安は67%(200点以上)程度となります。また、受験生のみのグループ面接も行われ、出願時に事前(1月13日午前、13日午後、20日午前)か入試当日かを選択します。入試当日は、筆記試験から面接が終わるまで長時間に及ぶので、「併願校の入試と鑑みて、受験生の負担が気になるようであれば、1月の事前面接を選ぶようにしてください」とのアドバイスがありました。

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

イメージ写真
パイプオルガンが備えられた礼拝堂。生徒たちは毎朝の礼拝で、静かに自分を見つめる時間を過ごします。このほか、修養会、クリスマス礼拝など、多彩なキリスト教関連行事が行われます

http://www.yokohama-eiwa.ac.jp/chukou/ 別ウィンドウが開きます。

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