受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

攻玉社中学校

2018年5月14日(月)

専任教員を5名増員。77名体制で、これまで以上にきめ細かい指導を実践

 蘭学者であり、明治六大教育家の一人でもある近藤真琴が1863年に創立した私塾を起源とし、今年で創立155周年を迎える攻玉社中学校・高等学校。中国の古典『詩経』の「他山の石以て玉を攻(みが)くべし」が校名の由来になっており、建学の精神として長く受け継がれています。校訓「誠意・礼譲・質実剛健」に基づく人間教育を重視している点も特徴です。

 学校紹介DVDの上映後、説明会のあいさつに立ったのは校長の積田孝一先生です。この4月に校長に就任した積田先生は、同校が使命として掲げる「時代が求める人材を世に送る」について、「近い将来、人に代わって人工知能(AI)が多くの仕事を担うといわれています。そんな時代に求められるのは、豊かな人間性と創造力を備えた人材です。本校ではそんな人材を育てていきたいと思います」と語りました。

 続けて、専任教員を5名増やし、77名の指導体制となったことを説明した積田先生は、「これまで以上にきめ細かい指導ができる環境になりました」と強調。そして、「日ごろから生徒と教員が密にコミュニケーションを取ることが大切です。何気ない会話が、後に、生徒の意識を大きく変えたり、知識の深い理解を促したりする可能性があるからです。今回の増員で、そうしたやり取りが活発になり、校内が活性化することを期待しています」と語りました。

 次はクラス編成の説明です。登壇した中学教頭の内海宏隆先生によると、中1・2は一般学級5クラスと国際学級1クラスの編成で、中3・高1でそれぞれ選抜学級を1クラス設置。高2・3では、私立文系・国公立文系・私立理系・国公立理系の4コースに分かれますが、約30名ずつの8クラス編成にして、一人ひとりに目を配る指導を徹底しています。

 進路指導においてはキャリア教育を充実させ、将来の進路選択につなげています。たとえば、中3・高1を対象としたキャリアガイダンスを年3回実施。高1・2を対象とした志望する分野別の大学の入試動向を知る進路講演会も年2回行って、一人ひとりの意識を高めています。

 多彩な校外学習も特徴で、耐久歩行大会やスキー学校など心身を鍛えるものから、歴史的建造物や博物館への訪問、芸術鑑賞といった感性を磨くものまで、幅広く行っています。ちなみに、9月に行われる輝玉祭(文化祭)については、毎年2日間で1万人以上の来場者が訪れるとのこと。内海先生は、「ぜひ、お子さんと一緒にお越しいただき、生き生きと活動する生徒たちの様子を確かめてください」と結びました。

 2019年度入試の変更点については、募集対策部部長の水上薫先生が説明しました。同校ではこれまで、2月5日に「国語」または「算数」のいずれか1科目で選抜する特別選抜入試を行っていましたが、2019年度は、このうち「国語」を廃止して、「算数」のみとすることが伝えられました。なお、2019年度入試の募集要項は6月下旬に発表するとのことです。

イメージ写真
文武両道を実践する校風も特徴で、ほとんどの生徒が部活動や同好会・愛好会に参加しています

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