受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

日本女子大学附属中学校

2018年5月15日(火)

多摩丘陵の緑豊かな環境の下、自分のことばで自分の意見を発信できる人間を育む

 日本女子大学附属中学校は、1901年開校の日本女子大学校附属高等女学校を前身とする女子校です。創立者である成瀬仁蔵が唱えた「自念自動」の精神は、「自ら考え、自ら学び、自ら行動する」という教育目標として、117年を経た今も受け継がれています。キャンパスは、多摩丘陵の緑豊かな森に包まれ、大学と合わせて約29万㎡の広大な敷地と充実した設備のなか、生徒たちは生き生きと学校生活を送っています。

 説明会であいさつに立った副校長の町妙子先生は、同校の歴史や学校での生徒たちの様子を紹介しながら、「ノートやレポート提出を通じて『書く力』や『意見を発信する力』を身につけていきます」と語りました。また、自治活動についても「勉強と並ぶ中学生活の柱」と位置づけ、中学生と高校生はそれぞれ別々に学校行事や委員会活動を行い、リーダーシップやマネジメント能力を身につけているそうです。

 このほか、中学校でしっかりと基礎学力を身につけたうえで、高校では各自の興味に合わせ、さまざまな講座を受講していることを説明。そして進学については、2018年春の卒業生372名のうち、自らが希望する他大学へ約70名が進学し、282名が日本女子大学に内部進学しました。町先生は「医学部・歯学部など、日本女子大学にはない学部の受験を希望する場合は、内部進学の権利を保持したまま受験できる併願制度も利用可能です」と強調したうえで、指定校推薦、公募制推薦、AO入試など、「書く力」が求められる今後の大学入試にあっても、「生徒自身が多様な選択肢の中から納得できる進路を実現するために、手厚くサポートしていきます」と結びました。

 続いて、各教科の先生方が中学の授業の特徴について紹介しました。国語では、さまざまなジャンルの作品を取り上げ、主題をつかむ授業を行っています。また、自分で創作したり、クラスメートの作品を鑑賞したりすることで、豊かな感性と表現力を身につけていきます。数学については、考える授業、考えさせる授業を重視し、答えを導く過程を大切にしています。中1と中3ではクラスを半分に分けて授業を行っているのも特徴です。

 実体験に基づいた科学的な思考力を養うことをめざす理科では、同校の恵まれた自然環境を生かし、中学3年間で約130回の実験・観察を実施しています。社会科でも、実物を見ることを重視。毎年希望者を募って裁判所を見学するほか、鎌倉への校外授業なども行っています。また、授業では生徒間のディスカッションを促して、思考力や表現力を磨いています。そして英語では、授業の冒頭に生徒全員で英語の歌を歌うなど、体を使いながら「聞く・話す・読む・書く」の4技能を楽しく身につけ、英語による自己表現方法を習得していきます。

 最後に、教頭の椎野秀子先生から、2019年度入試では、出願がWeb上での受け付けとなることが伝えられました。そのほかに大きな変更点はなく、詳細は秋に発表するとのことです。また、11月17日には小学6年生と保護者を対象にした入試問題解説会を予定しているそうで、椎野先生は「ぜひご参加ください」と締めくくりました。

イメージ写真
高校では日本女子大学の授業見学や研究室訪問、学部学科説明会などの機会が設けられ、担任教員との面談を経て、最適な進路を選択します

http://www.jwu.ac.jp/hsc 別ウィンドウが開きます。

ページトップ このページTopへ