受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

浦和明の星女子中学校

2018年5月16日(水)

カトリックの精神を基盤に、「一人ひとりを大切にする」教育を実践

 浦和明の星女子中学・高等学校は、カナダのケベック州に本拠を置くカトリック修道会を教育母体とするミッションスクールです。1967年に高等学校が、2003年に中学校が開校しました。

 この日の説明会は、JR浦和駅から徒歩7分の市民会館うらわで開催されました。登壇した校長の島村新先生は、まず学校名の由来について、「『明の星』とは聖母マリアを指し、生徒たちに聖母マリアのような女性になってほしいという願いが込められています」と説明しました。

 続いて同校のモットーである「Be your best and truest self.(最善のあなたでありなさい。最も真実なあなたでありなさい)」を紹介し、「生徒には『誰かと競争することより、自分自身のベストを尽くすことが大事である』ということばに置き換えて伝えている」とのことです。難関大学への高い進学実績でも知られる同校ですが、「重要なのは大学の名前や偏差値に左右されずに、自分の進みたい方向を考え、みずから選択することです」と島村先生は強調しました。

 さらに、「本校は『正・浄・和 ~ほんとうの私として(正しく)、自由な人間として(浄く)、互いに助け合って(和やかに)~』という校訓の下で、生徒一人ひとりを大切にする教育を実践しています。一人ひとりが特別な存在であり、それぞれの生徒が自分らしく生きる道を手助けするのが、教員の役割だと考えています。大切なのは人と比較したり、強い者の意見に流されたりするのではなく、自分の使命に忠実に生きることです」と語った島村先生。この校訓については、中学校を開校する際に開いた説明会で、小学生を前に「ダイコンさんはダイコンさん、ニンジンさんはニンジンさん、ほかの人と比べる必要はない。あなたはあなたでいい」ということばで説明したそうです。そんなエピソードに、会場は和やかなムードに包まれました。

 また、島村先生が「もう一つ大切にしていること」として挙げたのが「みんなとともに」という指針です。「一人ひとりを尊重するだけでは、個性のぶつかり合いになってしまう」との考えから、周囲とのかかわりを意識して他者の個性を認め、「お互いに助け合いながら仲良くすることが大切」と伝えているそうです。

 そして、高校創立50周年の記念事業として進めていた新校舎の建設が、今夏にすべて完了することも伝えた島村先生は、最後に学校紹介DVDを上映しました。入学式、新入生オリエンテーション合宿、合唱コンクール、明の星祭、クリスマス行事など、一年を通じて生き生きと活動する在校生たち。「みんなとともに」を実践する姿がとても印象的でした。

イメージ写真
JR「東浦和」駅から徒歩8分の立地に、緑豊かな広々としたキャンパスがあります。いよいよ今夏に、新校舎が竣工します

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