受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

桐蔭学園中等教育学校

2018年5月18日(金)

2019年度より中学校を統合し、共学に移行

 1964年に創立され、2014年に創立50周年を迎えた桐蔭学園。「自ら考え判断し行動できる子どもたちの育成」を新ビジョンとして掲げ、次の50年を見据えた教育改革に取り組んでいる同校は、2019年度より、中学校と中等教育学校を中等教育学校に一本化し、現在の男女別学から男女共学に移行します。中学校(男子部・女子部)の募集は行いません。

 あいさつに立った校長の岡田直哉先生は、「高い進学指導力、スポーツや芸術活動の奨励といったこれまでの桐蔭学園の伝統に、先進の取り組みを融合させた新しい進学校をめざします」と強調した。そして、共学化の理由については「これからの時代は、男女という性別にとらわれずにそれぞれの力を発揮することが大切です。社会と同じように異性がいる環境で、多様な考え方を尊重し合いながら協働し、たくましくしなやかに生きる力を身につけてほしいと思います」と説明しました。

 続けて、新しい時代を歩む桐蔭学園の目標である「他者を尊重すること。敬うこと」「自分を磨くこと。高めること」「夢を追うこと。夢を語れる情熱を持つこと」の三つを紹介。そのうえで、「2020年度以降に導入される大学入学共通テストを見据えて、きめ細かい指導を徹底するのはもちろん、大学に入ってからの活躍、さらには多様化する社会で活躍できる主体性を持った人材を育てていきます。それが、新しい時代の進学校に課せられた使命であると考えています」と結びました。

 次に、中等教育学校プロジェクトチームのリーダーである橋本先生が具体的な教育内容を紹介しました。カリキュラムは、グローバル化や技術革新が急速に進む社会で求められる主体性・協働性や語学力の養成を重視したものとなっており、多様化する今後の大学入試制度にも対応できる高い基礎学力を養います。

 英語教育においては、全員参加の海外語学研修の実施や、ネイティブの教員と日常的にコミュニケーションできるグローバルラウンジの設置など、実践的な語学力を試す機会を多く設けて、英語の4技能をバランスよく伸ばしていきます。このほか、「アクティブラーニング型授業」にも注力。この日は、生徒たちがグループワークでディスカッションしながら、思考力や表現力を高めている様子も動画で紹介されました。

 最後に、2019年度入試の説明がありました。中等教育学校のみの募集となる最初の一般入試は、2月1日午前、2日午前、2日午後、3日午前の計4日程となります。全体の募集定員は男女190名で、1日午前が60名、2日午前が40名、2日午後が50名、3日午前が40名という内訳です。試験科目は、1日午前が4科または「AL(アクティブラーニング)入試」(総合思考力問題+算数基礎+面接)、2日午前が4科、2日午後が2科(国語・算数または英語・算数)、3日午前が4科または「算数選抜入試」(算数1科)となっています。出題傾向については、例年、応用問題の多い算数を見直し、基礎力を測る出題に変更するとのこと。一方、3日午前の算数選抜の問題については、すべて記述式で思考力を問う出題を予定し、「算数が得意な受験生はぜひチャレンジしてください」と呼びかけました。なお、算数の試験のサンプル問題は9月に公開する予定とのことです。

イメージ写真
緑あふれる広大な敷地内には、本物の芸術に触れられる「シンフォニーホール」をはじめ、充実した施設が整えられています

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