受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

山手学院中学校

2018年5月16日(水)

国際人として、世界で活躍するための素養を磨く

 1966年に創立された山手学院は、「世界を舞台に活躍でき、世界に信頼される人間」を育成することを建学の精神に掲げ、国際人として世界で通用する力を育む多彩なプログラムを展開するとともに、国公立大学への進学を見据えた教育体制を充実させています。

 あいさつに立った校長の大澤一郎先生は、世界で自分の力を発揮するという志を持った卒業生の活動を紹介。「個性は環境がつくり、その環境はみんなでつくるもの。生徒はさまざまな経験を通して精神的にも大きくなります。彼らの成長を間近で見守れることは、本当に幸せです」と語ります。また、中期的指針「YG+(ワイジープラス)」を策定し、次代へ向けた教育改革を実施。「キャリア教育の拡充、ICTの有効活用など、未来を見据えた新しい取り組みを実践しています」と結びました。

 続いて、中学教頭の二見朗由先生が、教育体制や進学実績などについて説明しました。まずは「YG+」の具体的な取り組みとして、eポートフォリオの導入、英語4技能を高める新科目の開始、キャリア教育・探究プログラムの推進などを紹介。大学入学共通テストや学習指導要領改訂にいち早く対応しています。また、新たに「クエストエデュケーション」を導入しました。これは現実社会と連動しながら「生きる力」を育む教育プログラム。大手企業が提示したテーマの解決策を考え、プレゼンテーションを行うことで、課題解決力や表現力を養成します。

 次にクラス編成の説明です。同校は2010年度に併設型の中高一貫校となって以来、中学からの入学生は高校からの入学生とは別クラスで学びます。中3・高1で特進クラスを1クラス編成して発展的な学習に取り組む一方、普通クラスでも英語と数学は三つのグレードに分けて習熟度別授業を行っています。そして、高2からは受験対策を重視したカリキュラムで、希望する進路の実現をめざします。

 50年にわたり続けられている国際交流教育については、全員必修のオーストラリア・ホームステイ(中3)と北米研修プログラム(高2)のほかに、短期語学留学や交換留学制度を用意。昨年度からはニュージーランド中期留学も始まりました。留学生の受け入れにも積極的で、北米研修プログラムでお世話になった学校の生徒が、リターンビジットとして来日。同校の生徒とクラブ活動や地域での活動に取り組みます。

 今春の大学入試では、東京大学や京都大学をはじめとした国公立大に111名が合格。早慶上理へは延べ257名、MARCHへは延べ516名が合格しました。また、東京藝術大学へも合格者を輩出していることから、一人ひとりの生徒に合った進路の実現に力を入れていることがわかります。

 最後に、入試対策部長の渡辺大輝先生より、中学入試の結果について説明がありました。今年度は、2月1日午前(A日程午前)、1日午後(A日程午後)、2日午後(B日程)、6日午前(後期日程)の計4回で実施。A日程午後については、国語・算数において配点の3割が記述式の問題でした。また、「合格者と受験者の平均点の差が大きいのは算数です。A日程午前については解きやすい問題を出題しているので、差がつきにくくなっています」と伝えられました。

イメージ写真
緑豊かな横浜の高台にある6万㎡もの広々としたキャンパス。体育館やグラウンド、プール、テニスコートなど施設も充実しています

http://www.yamate-gakuin.ac.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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