受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

日本大学第三中学校

2018年5月25日(金)

「勉強」「行事」「部活動」を三本柱に、幅広い人間性を育む

 1929年設立の日本大学付属赤坂中学校を前身とする日本大学第三中学校は、1946年に日本大学と経営を分離。現在は別法人の下、独立した形で運営されている特別付属校です。多くの自習スペースを設けた図書室、冷暖房完備の体育館、25メートル×8コースの温水プール、1階にカフェテリアスペースが設けられた女子部室棟といったように、充実した教育環境の下、生徒たちは伸び伸びと学校生活を送っています。

 あいさつに立った校長の新井勇治先生は、「多摩丘陵にある15万㎡の広大な敷地で、勉強だけに偏らず、しっかりとした人間教育を行っています」と強調しました。また、同校は「勉強(授業第一)」「行事(委員会活動)」「部活動」を教育の三本柱としており、生徒は勉強と部活動を両立させています。今年3月に行われた第6回全国選抜中学校テニス大会では、中学男子テニス部が団体戦で優勝を果たすなど、たくさんのクラブが実績を残しています。

 続いて、広報部主任の佐々木祐輔先生が学校生活全般について説明しました。中学では先取り授業を行わず、「基礎的な学習事項を習得する」「学習に挑む姿勢を確立する」「さまざまな行事や部活動に取り組み、視野を広げ、人間性を豊かにする」ことを目標に、基礎・基本の定着を重視した教育を行っています。ちなみに、2017年度より中3に設置した希望制の選抜クラスについては、当初は1クラスのみでしたが、今年度は希望者が増えたため、2クラスに増やしたとのことです。

 次に、学習面の特徴として佐々木先生が挙げたのがチームティーチングです。たとえば、中1~中3の数学では週に1コマ、3名の教員による授業があります。加えて、小テストをこまめに行い、知識の定着を図っています。英語についてもチームティーチングによって基礎力を養成。加えて、一人ひとりの発話の機会を増やして、コミュニケーション力の向上に努めています。さらに、実践的な語学力を試す機会として、全員参加のスピーチコンテスト、アメリカやカナダでの語学研修(中3)を用意しています。このほか、英語・数学・国語については、希望制の夏期講習を実施し、理解が不十分な生徒に対しては、指名制の講習を行ってフォローしています。

 高校では、「普通」「特進」「スポーツ」の3種類のクラスに分かれます。普通クラスの場合、高1では内部進学の生徒と高入生は原則として別クラスとなりますが、特進クラスとスポーツクラスは高1から混合です。また、高2になると、普通クラスでも内部進学者と高入生とを一緒にしたうえで、文科コースと理科コースに分かれます。そして、高3では、各コースとも演習を中心とした授業となり、センター試験対策や私大対策など進路別の講座を開講するなど、一人ひとりの希望進路に対応したサポート体制を組んでいます。このため付属校でありながら、卒業生のうち日本大学に進むのは毎年3~4割程度。多くの卒業生が他大学に進学しています。

イメージ写真
季節の移ろいを感じることができる開放的な教室棟が特徴。生徒たちは15万㎡という都内屈指の広さを誇る緑豊かなキャンパスの下で、伸び伸びと学習や部活動に打ち込んでいます

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