受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

立教池袋中学校

2018年5月29日(火)

「テーマをもって真理を探究する力」を培う独自のカリキュラム

 「キリスト教に基づく人間教育」を教育理念に掲げる立教池袋中学校・高等学校は、1896年に立教尋常中学校としてスタート。現在では、中高6年間の教育を通して、生徒一人ひとりの自主性を伸ばしながら、真理を探究する力を養う教育に努めています。

 学校生活にはキリスト教の理念が息づき、登校時と下校時はクラスごとに祈りを捧げ、聖書・礼拝の授業も週に1度1時間ずつ設けられています。この日の説明会も、校長の鈴木利彦先生によるお祈りから始まりました。そして、「本校では、生徒一人ひとりがテーマをもって、真理を探究することを大切にしています。一人で取り組むことばかりではなく、仲間とともに切磋琢磨することも重んじています。人と人とのつながりといった目に見えないものを尊重し、生徒と共にある教育をこれからも推進していきます」とあいさつしました。

 次に、中3と高3の生徒が学校紹介の作文を披露しました。「自由な校風の下、自己管理力が身につく学校です。立教大学特別聴講生制度を利用して、高校生のうちから大学の学びに触れられることも魅力の一つ。大学受験にとらわれずに英語力を磨いたり、趣味の音楽や写真、旅行を楽しんだりして、豊かな人間性を培うことのできる環境だと思います」などと説明。会場から大きな拍手が送られました。

 教育内容の説明は、広報室長の増田毅先生が担当しました。教室には、電子黒板やプロジェクターなどが設置され、最新のICT教育環境が整っています。さらに、今年度から高1に1人1台のタブレットを導入し、教科指導や学校からの諸連絡に利用しています。定評ある英語教育については、4技能の習得を重視して、クラスを2分割した少人数授業を展開。加えて、英語特別クラスの設置や、ネイティブスピーカー6人を配して、生きた英語を学ぶカリキュラムを準備しています。

 また、中学では約60の講座から選択・履修する週3時間の「選科」の授業を設け、高校でもたくさんの選択科目を用意していることも特色です。特に、高校では学年が進むにつれ選択科目が増加し、高3では午後の授業がすべて選択科目となります。さらに、高2からは卒論作成にも取り組んで、テーマ探究力を高めます。

 高3になると、立教大学特別聴講生制度を利用して、大学生に交じって講義に参加することもできます。そこでは、大学生と同じレポート、テストに合格すると、高校での修得単位となるのはもちろんのこと、立教大学に進学した際は、卒業要件単位として認められます。増田先生は「生徒一人ひとりの興味・関心を喚起して、それぞれの専門性を深掘りする教育カリキュラムを用意しています。本校の学習評価の特徴は、テストの点数だけに偏らないことです。授業態度や学習への取り組み方、提出物の状況など、総合的に判断して評価を行います」と強調しました。

 ちなみに、各学年は約150名の4クラス編成で、そのうち立教小学校からの内部進学生の割合は約40%とのこと。なお、卒業生の約90%が立教大学へ進学しますが、医学部や工学系など立教大学にはない学部をめざして、他大学を受験する生徒もいるそうです。

 2019年度入試については、出願はWeb上でのみの受け付けとなります。このほか、「合格発表や手続締切の日程についても変更があります。学校ホームページで順次公開していきます」といった内容が伝えられて、説明会は終了しました。

イメージ写真
池袋駅から徒歩10分という好アクセスながら、蔵書7万冊以上の図書館、人工芝のグラウンド、地下1階・地上4階建ての体育館、屋内温水プール(50m)などがそろう学習環境も魅力です

http://ikebukuro.rikkyo.ac.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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