受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

芝中学校

2018年5月22日(火)

「遵法自治」「共生」の精神で 互いに認め合い、個性を磨く

 芝中学校・高等学校は、1887年に設置された浄土宗学東京支校を前身とし、仏教精神を基盤とした人間教育を実践しています。校長に就任して2年目を迎える武藤道郎先生は、「脈々と流れる芝の歴史を継承しながら、新しい風を入れています」と力強く述べました。

 続いて、「遵法自治」と「共生」という二つの校訓を紹介。このうち「共生」については、「生徒同士で、意見や気持ちが合わないときもあります。そんなときは、生徒に『削り合うな、認め合え』と伝えて、他者の長所に目を向ける大切さを教えています」と話しました。

 次に、「人工知能(AI)の技術が進んでも、教員に代わるAIはありません」と語った武藤先生。ふだんから教員が生徒と密に接して、一人ひとりに目を向けた教育を重視している点に触れたうえで、「そんな本校がめざすのは、『折れない心』を持った人材の育成です。長い人生において、大きな挫折を味わうこともあるでしょう。しかし、社会がどう変化しようとも、次の目標に向かって歩み続けることが大切です。最後まであきらめない姿勢こそが、自分自身や家族を守ることにつながり、人生そのものを豊かにすると考えています」と語りました。そして、「生徒たちには、一番にならなくてもいいと伝えています。自分自身が一番だと思える人生を歩んでもらえれば十分です。そのためにも、本校の6年間で多くのことを学んでもらえたら幸いです」と結びました。

生涯にわたって必要となる 主体的に考える力を伸ばす

 国語科の西尾先生からは、2020年度から導入される大学入学共通テストに関する説明がありました。大学入学共通テストを想定した問題を高2生が解いたところ、「非常に出来が良かった」とのことです。大学入学共通テストで求められるのは、資料を読んで的確に判断する処理能力と、正しく読み取って主体的に考える力。西尾先生は「これらの力についても、本校では以前から育んできました。特に主体的に考える力は、生涯にわたって必要となるものです。これからも変わらずに養成していきます」と語りました。

 このほか、国際理解教育の紹介もありました。春休みは中3・高1の、夏休みは高1・高2の希望者を対象に、カナダ、ニュージーランド、ベトナムでの研修を行っています。このうち、高1・高2の生徒たちが参加したベトナムでのプログラムの様子を上映。ホームステイをしながら現地の人々と交流を図り、心を通わす姿を見ることができました。

 最後に、入試・広報部部長の荒久保聡先生から、2019年度入試の説明がありました。入試日程は変わらず、2月1日、4日の2回です。また、2018年度入試の受験者平均点、合格者平均点が紹介され、「算数の出来が合否を決める傾向にあります。ケアレスミスに気をつけましょう。加えて、最初に全体を見渡して、解けそうなものから取り組んでいくことが重要です」「複数回受験者には優遇措置があります」といったアドバイスが送られました。

イメージ写真
東京タワーを間近に望む、地上8階、地下1階の校舎本館。2階の職員室の隣には、ふれあいコーナーが設けられ、生徒が教員に気軽に相談しています

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