受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

城北中学校

2018年6月2日(土)

ICT教育の推進やグローバル教育に注力し、創造力や行動力にあふれた人材を育てる

 城北中学校は、1941年に儒学者の深井鑑一郎氏と、その教え子である実業家の井上源之丞氏によって創設されました。礼儀と公正を重んじる「質実厳正」の教育理念の下、自主性と向学心を養い、勉強だけに偏らない男子教育を実践しています。

 説明会で、教頭の保坂慎二先生は、「創立以来、本校は一貫して『人間形成』と『大学進学』に力を入れています」と教育目標を紹介しました。そのうえで、人間形成については「勉強とクラブ活動との高いレベルでの両立を実現し、自主・自立性、社会的基礎力を養って、他者を思いやる心を育みながら、創造力や行動力にあふれた生徒を育成します」と話しました。

 続いて、具体的な教育内容の説明がありました。同校では、中高6年間を「基礎期(中1・2)」「錬成期(中3・高1)」「習熟期(高2・3)」の3期に分けています。基本的な生活習慣と基礎学力の定着を目標とする「基礎期」には、学力の格差をつくらないように、補習を徹底しながら、中学3年間の内容をほぼ終える先取り学習を行っています。

 続く「錬成期」は、「自主的な学習習慣の確立と、将来の職業を意識した学び」が目標。「習熟期」を迎える高2からは、文系・理系に分かれたクラス編成に変わり、文理それぞれに選抜クラスも設けられます。そして、高3になると、私立文系をめざす文Ⅰ、国公立文系をめざす文Ⅱ、私立理系をめざす理Ⅰ、国公立理系をめざす理Ⅱの4コースに分かれ、主要教科では演習中心の授業が行われます。保坂先生は、生徒たちの学習に取り組む様子について、「自習室は毎日20時ごろまで利用者でいっぱいです。生徒たちは希望する進路の実現に向けて、最後まで努力を積み重ねています」と語りました。

 アクティブ・ラーニングやグローバル教育にも力を入れています。全教室にモニターを設置し、1人1台のタブレットを利用する授業を行っている点も特徴で、調べ学習、レポート作成、プレゼンテーションなど、さまざまな場面でタブレットを活用し、課題解決力や表現力を高めています。一方、英語力や国際感覚を磨く機会としては、オンライン英会話を導入しているほか、生徒5~6名に対してネイティブ1名がついて、3日間を英語のみで過ごす「イングリッシュ・シャワー」(中1~高1)や、オーストラリア語学研修(中3・高1)といったプログラムが実施されています。さらに、今年度から3か月のターム留学(高1)も始まりました。行き先はアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドから選ぶことができるとのことです。

 最後に保坂先生は、校長の小俣力先生のメッセージを紹介。「正門の脇にそびえるヒマラヤスギは、開校時に近隣の方から頂戴した苗木が育ったものです。どっしりと根を張るこの大樹のように、生徒も大きく育ってほしいと願っております」ということばを参加者に送りました。

 その後、参加者は先生方の案内で校内見学へ。広々としたグラウンドをはじめ、剣道場、柔道場、弓道場、トレーニングルームなどを見て回りました。

イメージ写真
授業やホームルームの前に、姿勢を正して呼吸を整える「静座」を行うのが習慣。約4万㎡のキャンパスには、蔵書約6万冊の図書館や、中学生も利用できる食堂などが整っています

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