受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

早稲田大学系属 早稲田実業学校中等部

2018年6月14日(木)

豊かな人間性と進取の精神を育み、社会のリーダーを養成する

 「去華就実(きょかしゅうじつ)」を校是とし、「三敬主義」を校訓に掲げる早稲田実業学校。早稲田大学とは異なる学校法人が運営する系属校という位置付けですが、早稲田大学の建学の精神に沿った教育活動が行われ、卒業生のほとんどが早稲田大学に進学しています。2001年の創立100周年を機に、現在の国分寺キャンパスに移転。翌年に男女共学化され、また初等部が開校しました。

 なかのZEROで行われた説明会で中等部教頭の小嶋栄一先生は、同校の教育方針「豊かな個性、高い学力、たくましい精神力を育む」を紹介し、「文武両道」と「大学や社会の中核としてリーダーシップを発揮できる人材の養成」の2点に注力していることを説明しました。続いて、「本校では表面的な美しさより、内面的な美しさを大切にしています。生徒にはバランス良く自分自身を高め、豊かな人間性を培ってもらいたいと思っています」と強調しました。

 次に、実際の教育内容の説明がありました。中等部のカリキュラムは、文部科学省の学習指導要領を踏まえつつ、先取り学習を行っています。英語や数学は、中2あるいは中3の早い段階で中学の学習範囲を終え、それ以降は高校の内容に入ります。中3では、各自でテーマを設定し、インタビュー取材を行って卒業研究レポートを作成するなど、思考力や記述力を高めている点も特徴です。

 国際理解教育にも力を注ぎ、多彩な海外語学研修を用意して、一人ひとりの視野を広げています。また、高3では実業学校の伝統として「学校設定教科」(商業)も設置。そのなかから「選択初級会計学」や「選択経済と法」を履修して、公認会計士の資格取得をめざす生徒もいるとのこと。さらに、大学との連携も密で、高2・3は「グローバルエデュケーションセンター特別聴講学生」として早稲田大学の正規の授業を履修することができます。試験等を受け、所定の成績を収めれば、高校に在籍したままで大学の単位を取得できるそうです。

 早稲田大学には、1学年の在籍生徒数よりも多い450名程度の推薦枠を確保しています。2018年は、卒業生417人のうち407人が推薦で進学しました。特に人気があるのは、政治経済学部、法学部、商学部、社会科学部、国際教養学部、基幹理工学部とのことです。早稲田大学にはない医学部や薬学部への進学を志し、他大学を受験した生徒は9名ほどでした。

 学校行事も盛んで、いなほ祭(文化祭)や体育祭では、校内が一致団結して盛り上がります。部活も活発で、加入率はほぼ100%に達し、全国レベルの実績を残すクラブも多数あります。OBでもある小嶋先生は、「共学化によって、女子を受け入れたことは教育効果が高く、校内は活性化されました。いなほ祭(文化祭)での舞台発表も多種多様な個性が発揮される内容となっています。ぜひ足を運んで、校内の雰囲気を実感してください」と語りました。

 最後に、2019年度入試の変更点が伝えられました。合格発表の日程がこれまでの2月2日から、2月3日に変わります。さらに、校内掲示を取りやめて、専用Webサイトでの発表に変更します。小嶋先生は「詳細は秋以降に決定します。本校のサイトからご確認ください」と参加者に呼び掛け、説明会は終了となりました。

イメージ写真
蔵書5万冊の図書館、電子黒板を備えた普通教室棟、明るく開放的なラウンジ、437名を収容できる大ホール、人工芝のグラウンド、二つの体育館、プールなど教育設備も充実しています

http://www.wasedajg.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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