受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

頌栄女子学院中学校

2018年6月5日(火)

高雅な品性や豊かな国際感覚を備えた、社会のために貢献・奉仕できる女性を育成する

 現在の校長・岡見清明先生の曽祖父・岡見清致先生によって1884年に開校した頌栄学校を前身とする頌栄女子学院。「神の栄光をほめたたえる」という意味の「頌栄」という校名が示すように、キリスト教の教えを基盤とした教育によって、高雅な品性や豊かな国際感覚を磨いて、社会のために貢献・奉仕できる人材を育成しています。

 あいさつに立った校長の岡見清明先生は、「本校は、生徒が満足のいく進路を実現できるように、基礎学力の養成に力を入れています。併せて、自分で考え、自分で行動する主体性を育みながら、女性としての品性や情操を磨いていくのが本校の教育です」と話しました。

 続けて、自己肯定感を養い、豊かな人間性を育む宗教教育について紹介。生徒たちが感謝の気持ちを忘れずに日々を過ごせるように、同校では毎朝、礼拝を行っています。また、中学・高校ともに週1回、合同礼拝が行われるほか、聖書の授業についても必修科目となっています。

 このほか、岡見先生が同校の特徴として挙げたのが、帰国生の存在です。生徒の2割強を帰国生が占め、「帰国生と一般生が互いに刺激し合い、それぞれのコミュニケーション力を高めている」とのこと。力を入れている英語教育については、現在、8名のネイティブ教員を配置し、中1から英語の授業はクラスを2分割した少人数制で行っています。また、イギリスのウィンチェスター大学との合弁で開設した女子学生のための2年制のカレッジ「ウィンチェスター頌栄カレッジ」には推薦によって優先的に入学でき、卒業後も、共学のウィンチェスター大学のほか、現地イギリスのさまざまな大学に編入できます。岡見先生は「海外への道筋が用意されていることも、本校の大きな特色です」と語りました。

 学校生活全般についての説明は、生徒指導部長の塚田智矢子先生が担当しました。それによると、生徒はクラブ活動や行事に熱心に取り組み、「周囲と良き人間関係を築いて、協働することの大切さを学んでいる」とのことです。ちなみにクラブのなかでは、近年、聖歌隊や模擬国連部の活躍ぶりが目立つそうです。また、ボランティア活動にも積極的に参加し、社会貢献の在り方についても深く学んでいます。一方、国際理解プログラムについては、中3でのカナダ研修や高校生対象のイギリス研修を用意。ホームステイや、さまざまなアクティビティーを体験し、現地の学生と交流を深めていることが伝えられました。

 教育課程・進路指導については、教頭の小島和夫先生が説明しました。卒業生の約半数が国公立大学や早慶上智といった難関私立大学に進学していますが、「指定校推薦枠などで、早々に進路が決まった場合でも、一般入試が終わるまで、しっかりと勉強に打ちこむように指導している」そうです。そのうえで、「大学進学がゴールではなく、その先を見据えて、生涯にわたって学び続ける姿勢を培っていきたいという思いから、一人ひとりにその大切さを伝えています」と話しました。

 最後に、広報部長の湯原和則先生より、中学入試の説明がありました。「出題者の意図を的確に読み取る力が身についていることが大切です」といったアドバイスを送ったほか、入試の際に行われる約5分の保護者同伴の面接については、「入学後の長いお付き合いに備え、より良き信頼関係を結ぶ最初の機会としてお考えください。最初の保護者会であり、最初の三者面談と位置付けています」と説明しました。

イメージ写真
同校の生徒の特徴は「元気・明るい・積極的」。中庭に咲く美しい花々や運動場を囲む木々など、豊かな緑に囲まれた環境の中で6年間を過ごします 

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