受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

函館白百合学園中学校

2018年6月9日(土)

白百合学園の精神である「愛の心」によって、社会貢献できる女性を育てる

 創立140周年を迎えた函館白百合学園中学高等学校は、全国各地にある白百合学園の姉妹校のなかで最も古い歴史を誇っています。東京・代々木の代々木ゼミナール国際教育センターで行われた説明会で、あいさつに立った教頭の若山聡先生は、フランスのシャルトル聖パウロ修道女会の3人の修道女(マ・スール)が、函館において医療や教育などの活動に従事し、多くの苦難を乗り越えて現在の白百合学園の基礎を築いたことを踏まえて、「白百合学園の精神は『愛の心』であり、校訓である『従順・勤勉・愛徳』の下、社会貢献できる女性の育成をめざしています」と語りました。

 そして、生徒の様子について、「礼儀正しく、ふだんの掃除も手を抜かずに一生懸命行っている」と話した若山先生は、「人として、当たり前のことが当たり前にできることが、とても大切です。本校は、相手を思いやる豊かな人間性を育むことを重視しています」と強調しました。

 次に、中学入試担当の福田桃子先生が教育内容や学校生活について紹介しました。学習面については、中学では無理な先取りをせず、生徒の習熟度に合わせた授業を展開しています。さらに、毎日の朝学習や頻繁に小テストを行っているほか、長期休暇中の講習も実施して、基礎力の定着を図っています。

 英語教育については、中学3年間で公立校よりも245時間も多い授業時間を確保し、そのうえで、すべての授業でネイティブ教員と日本人教員によるチームティーチングを行って、英語の4技能をバランス良く伸ばしています。また、中2で英語劇に、中3で英語によるプレゼンテーションに取り組むほか、中3の修学旅行は、福島県のブリティッシュヒルズに行き、英語漬けの2泊3日を過ごすなど、英語を使う機会も多く用意されています。

 高校には、進路をじっくりと考える「総合進学コース」、国公立・難関私立大への現役合格をめざす「特別進学(LB)コース」、看護・医療系の学校をめざす「看護医療系進学コース」の3コースがあります。このうち、看護医療系進学コースでは、総合病院での医療実習など、多くの体験的な学びを通して「医療人としての“心”を育んでいる」とのことです。また、希望制の海外研修として、ニュージーランドでの語学研修や、フィリピンでのボランティアスタディツアーが用意されており、参加した生徒たちは世界へと視野を広げています。

 敷地内には「暁の星ハウス」という寮があり、道内だけでなく、首都圏や関西圏など全国から生徒が集まっているのも特徴です。朝食に始まり、登校、昼食、自由時間、チューターが指導に当たる学習時間など、映像を交えながら一日の様子を紹介した福田先生は、「寮生はお互いに支え合いながら、自立心と協調性を育んでいます。一生の友人に出会えるのも寮生活の魅力の一つです」と語りました。

 最後に、2019年度入試の説明がありました。首都圏入試は1月8日午後に行われ、試験会場はTKP市ヶ谷カンファレンスセンターとなります。また、「スカラーシップ(授業料免除)制度」については、12月2日、2月9日に実施される函館会場での一般入試の受験者が対象となることが伝えられて、説明会は終了しました。

イメージ写真
飛行機では、羽田空港から函館空港まで約1時間20分、函館空港から同校までは車で約15分。北海道新幹線を利用すると、東京駅から新函館北斗駅まで、最短で約4時間2分、そこから同校までは車で約30分です

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