受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

盛岡白百合学園中学校

2018年6月9日(土)

きめ細かい指導を徹底し、豊かな人間性と国際的な視野を持った人材を育む

 全国に七つの姉妹校を持つ白百合学園。その一つである盛岡白百合学園中学高等学校は、「盛岡にも女子教育の充実を」との地元の要請に応え、1892年に設立されました。キリスト教に基づく全人教育を実践し、豊かな人間性と国際的な視野を持った人材を育成しています。

 東京・代々木の代々木ゼミナール国際教育センターで開催された説明会には、入試広報部の高橋千明先生が登壇。初めにスライドを上映しながら、岩手県の環境、歴史、文化などについて、「盛岡は北東北の中心地で、小岩井農場や平泉、宮沢賢治記念館など有名な観光スポットがたくさんあります。今年は、東北を代表する祭りの『盛岡さんさ踊り』に、本校の生徒が参加します」と紹介しました。

 続いて、「東京から東北新幹線で盛岡までは最短で2時間10分、盛岡駅から同校まではスクールバスで約15分」と、意外と近い交通アクセスやキャンパスの様子についても触れて、自然に囲まれた広大な敷地に、修道院、チャペル、マリア寮(学生寮)、約1000名を収容できる白百合ホール、カフェのような食堂などの施設がそろっていることを伝えました。

 次に、コース編成の説明に話題が移ります。中学では、国数英で少人数制の習熟度別のコースを導入。先取り学習を行い、国公立大学や難関大学をめざす「アドバンスコース」と基礎から徹底的に学ぶ「スタンダードコース」に分かれます。高校では、国公立大学や難関私立大学、医歯薬系学部をめざす「MEコース」(特別進学コース)と、部活動・行事と勉強を両立できる「MIコース」(選択進学コース)に分かれ、生徒の進路やペースに合わせて授業を展開しています。

 学習面の特色として挙げたのが、毎朝提出する「学習記録ノート」です。高橋先生は「学校と家庭での学習を記録するこのノートに、教員が目を通してアドバイスを書き込みます。常にこのようなきめ細かい指導を心がけています」と説明しました。

 力を入れている英語教育については、ネイティブの講師が2名常駐し、休み時間や放課後も自然に英語に触れることができる機会を設けています。また、カナダ語学研修のほか、上智大学外国語学部英語学科の学生を約20名招くサマーティーチングプログラムも行っています。これは、学生たちが準備したオリジナルの教材で英語漬けの3日間を過ごす体験学習で、「さまざまなアクティビティーや映画鑑賞などを交えた内容のため、参加した生徒たちは学生との交流を楽しみながら、英語力に磨きをかけている」とのことです。

 このほか、ボランティア活動や学校行事に熱心に取り組む生徒の姿も伝えられました。介護福祉施設への訪問、生徒自身で自炊もする自然観察合宿、自作したステンドグラスのなかから優秀作品が選ばれるステンドグラスコンクールなど、多彩な体験を通じて豊かな人間性を育んでいます。また、部活動も盛んで、昨年も中学のバスケットボール部が東北大会で優勝を果たしました。高校ではアーチェリー部、硬式テニス部、新体操部がインターハイへの出場を決めています。

 マリア寮については、早朝5時30分から夜11時30分まで利用可能な自習室、食堂、ピアノ室、娯楽室などがあり、寮生が伸び伸びと過ごす様子を紹介。高橋先生は「洗濯や部屋の掃除はもちろん、お風呂の掃除や食器洗いなども生徒自身が行います。寮では自立心を身につけ、お互いに支え合い、思いやることで、感謝の気持ちが育ちます」と語りました。

 2019年度の首都圏入試は、1月9日午前に実施。試験会場はコンベンションルームAP品川です。首都圏入試での入学定員は、本校入試を含めた全体の募集定員80名のうち、20名となります。また、合格者のうち成績上位者はアドバンスコースに選抜されるとのことです。

イメージ写真
朝礼前5分間の「サイレントアワー」から朝礼でのお祈り、毎日クラス全員で行う掃除も大切にしています

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