受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

麗澤中学校

2018年6月8日(金)

独自の言語技術や英語教育で世界とつながるスキルを養成

 創立者の廣池千九郎が提唱した道徳科学「モラロジー」に基づき、「心の力」を鍛える教育を実践する麗澤中学・高等学校。東京ドームが約10個も入る広大なキャンパス内にあり、豊かな自然が残る敷地内には、グラウンド、体育館、武道館などの運動設備が充実し、ゴルフ場(ショートコース)まであります。

 説明会で校長の松本卓三先生は、「もちろん、充実した施設も特徴の一つですが、本校では独自の言語技術教育、英語教育、キャリア教育に注力しています」とあいさつし、2020年度以降に導入される大学入学共通テストで求められる思考力、表現力、語学力、課題解決力については、創立以来、養成している点を強調しました。そのうえで、教育理念である「知徳一体」を紹介し、「本校の核は道徳です。一人ひとりの自己肯定感を高めながら、他者を思いやる心を育み、社会に貢献できる人材を育成します」と語りました。

 続いて教育内容の説明に移りました。中学は「アドバンスト叡智(AE)コース」と「エッセンシャル叡智(EE)コース」に分かれています。このうちAEコースの目標は東大合格。6年間をかけて東大に合格できる学力を養います。一方のEEコースは、難関国公立大・難関私立大進学を目標としており、高2からは、難関国立大をめざすTKコース、難関私立大・国公立大をめざすSKコース、文系の難関私立大および海外の大学をめざす、英語を強化したILコースに分かれます。

 いずれのコースも言語教育に力を入れています。欧米の国語教育の手法を日本語で行う「言語技術」では、生徒が主体となって議論中心の授業を展開し、結果は各自が原稿用紙にアウトプット。思考力と表現力を鍛えます。並行して、英語では5人の専任ネイティブスピーカーが週2回のオールイングリッシュの授業で、スピーキング力、ライティング力を養成。特にライティングでは、GTEC for STUDENTSの中3の平均が、全国の高3の平均を上回るという結果を残しました。

 体験型の探究学習プログラムを導入している点も大きな特色です。中学では、「自分(ゆめ)プロジェクト」という取り組みを展開。これは将来どのような人生を創造していくかを考えるプロジェクトで、中1では身の回りの自然や環境を知る体験を、中2では日本の文化やルーツを探る体験を積みます。そして中3になると、全員参加のイギリス研修旅行を一つの核にしながら、世界の知見を広めます。

 説明会では、途中、休み時間を利用して、AEコースに在籍する中2の生徒がスピーチを行いました。「テーマの提出→議論・発表→まとめ→文章化→添削→フィードバック」という流れで行われる言語技術の授業を通じて「思考力や表現が高まっていることを実感しています。今後は培った力を生かしながら、さまざまな活動にチャレンジしたいと思います」などと語りました。

 最後に、中学入試の説明がありました。それによると、2019年度入試は1月21日午前(第1回)、24日午前(第2回)、27日午後(第3回)、2月4日午後(第4回)の計4回行います。また、「第1回、第2回、第3回入試については出願の際に、本校会場と船橋会場(船橋グランドホテル)のいずれかを選択できる」「EEコース第一志望者は第1回と第2回で、算国理社の4科で受験する代わりに、算国英でも受験できる」といったことも伝えられました。

イメージ写真
昼食は校舎の目の前にある1200席を備えた食堂「けやき」を生徒全員で利用。栄養バランスの取れた昼食が日替わりで提供されます 

https://www.hs.reitaku.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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