受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

明治大学付属明治中学校

2018年6月18日(月)

「質実剛健」「独立自治」を礎に、主体的に学んで行動する人材を育てる

 1912年に旧制明治中学校として設立された明治大学付属明治中学校・高等学校は、明治大学の直系付属校です。説明会で、あいさつに立った副校長の粟野哲也先生は、「『質実剛健』『独立自治』の校訓の下で、本校の生徒たちは自尊心を高めながら、忍耐力を身につけています。また、計画を立てて実行するマネジメント力も磨いています」と語りました。そのうえで、「本校の指す“自治”には、自分の立てた計画に周囲を巻き込んで成果を上げるといった意味も込められています。生徒たちは、班・部活動や学校行事に主体的に取り組んで、コミュニケーション力や協働力を高めています」と語りました。

 続いて、具体的な教育内容の説明がありました。その特徴は、基礎学力の定着をめざした教育を徹底して行うこと、国際社会を生き抜くために必要な語学力を養成するため、実践的な機会を数多く設けていること、明治大学の付属校としてのメリットを生かした高大連携プログラムが充実していることの三つです。たとえば、中学では5教科に十分な時間を確保し、学習の遅れがちな生徒に対しては、英語・数学の補習講座を週1回ずつ7時限目に設定してフォローしています。

 一方、英語教育については、17名もの専任教員を配置して、きめ細かい指導を展開。また、6000冊もの多読用の英文書籍を用意するなど、「語学力を高めたい」という生徒を後押しています。さらに、磨いた語学力を発揮する場として、明治大学の教員により審査が行われる「スピーチコンテスト」(中3・高1)や「イングリッシュ・プレゼンテーション」(高2・3)のほか、カナダやオーストラリアへの海外研修などを用意しています。加えて、中学から高校に進学する際は、英検®準2級1次試験合格以上の取得が条件となっているとのことです。

 高校に進んでも、高2までは全員がほぼ共通のカリキュラムで学び、基礎学力の徹底を図っています。高3になると、文系・理系の2コースに分かれ、それぞれの科目を学んでいくほか、「小論文演習」を必修とし、大学や社会で必要となる言語能力の育成に努めています。明治大学との連携教育としては、法曹入門や簿記、実験講座といった「集中講座」を長期休暇中に実施。また、大学の教員が同校で授業を行う「高大連携講座」、大学で講義を受ける「プレカレッジプログラム」(条件を満たせば、明治大学の単位として認定)など、学問や職業に対する興味・関心を引き出す教育を展開しています。

 進路については、卒業生の90%程度が明治大学に進学しています。なお、国公立大学および大学校については、明治大学の被推薦権を保持しての併願受験が認められています。一方、私立大学の場合は、併願する明治大学の学部・学科ごとに条件が異なりますが、一部、併願可能だそうです。

 2019年度の中学入試については大きな変更点はありません。2月2日午前と3日午前の計2回実施します。両方とも受けた受験生に対しては、優遇措置があることが伝えられました。

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

イメージ写真
京王線、中央線、南武線の各駅からスクールバスが運行。キャンパスには、全面人工芝のグラウンド、二つの体育館、1450名収容の講堂、食堂などがそろっています

http://www.meiji.ac.jp/ko_chu/ 別ウィンドウが開きます。

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