受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

渋谷教育学園幕張中学校

2018年6月20日(水)

主体的に課題を見つけて解決する「自調自考」の精神を養成

 全国屈指の進学校として知られる渋谷教育学園幕張中学校・高等学校。1983年に高校が設立され、1986年には「一人ひとりを大切にして個性豊かな人間を育てる6か年の統合された中高一貫教育」を実現しようと、中学が開校しました。留学生や帰国生を積極的に受け入れているほか、海外大学への進学者を多く輩出しているのも大きな特徴です。

 同校の教育目標は「自調自考」です。自らの手で調べ、自らの頭で考え、何事に対してもあきらめることなく、積極的に取り組める人間の育成をめざしています。この目標の下で、高校では自分の興味を掘り下げる「自調自考論文」に取り組みます。これについて、校長の田村哲夫先生は「高1から1年半をかけてこの論文を執筆しますが、自分を理解していないと書くことができません」と話したうえで、現在、作家として活躍する卒業生を紹介しながら、「自分を客観視して書いた文章は、人を感動させる力があります。彼らが在学中に執筆した自調自考論文には、その片鱗を見ることができます」と笑顔で語りました。

 続けて、「中高6年間は、生涯の友と出会うことのできる大切な時期です。その時期をどこで過ごせば、お子さんにとって有意義なものになるのかを考えてください。一つの判断基準として、在校生と触れ合うことをお勧めします。学校は生徒が作り上げているものです。本校の生徒とことばを交わしたうえで、ご自分のお子さんと友だちになってほしいと思われたのなら、ぜひ進学先として考慮いただければ幸いです」と結びました。

 続いて、入試対策室長の永井久昭先生より、中学入試と卒業生の進路に関する説明がありました。2019年度の中学入試における大きな変更はありません。募集要項は例年どおり、9月上旬の発表を予定しているとのことです。

 一方、卒業生の進路について、永井先生は「今春の卒業生は、医学部医学科を志望した者が例年よりも30名ほど多く、合格者も2017年に比べ、13名増加しました」と報告しました。このほか、同校の特色として「教員と生徒の人間関係がとても良好である」ことを挙げ、「成績が振るわない生徒には補習などを行い、きめ細かく対応しています。また、生徒のがんばりを見逃すことなく、しっかり評価しています。一人ひとりの自己肯定感を高めながら、自己実現ができるように指導していくのが本校の教育です」と語りました。

 また、帰国生ばかりでなく、一般生も海外の難関大学に進学していることを紹介。アメリカのイエール大学やコロンビア大学など、海外大学の入試担当者による説明会も校内で行っており、そこでは、そうした大学に進学した卒業生も直接、後輩にアドバイスを送っているそうです。最後に永井先生は「国内大学はもちろん、海外大学への進学も手厚くサポートしています」と強調し、説明は終了。その後の校内見学で、参加者はキャンパスを自由に散策しながら、休み時間中の在校生に声を掛けるなどして、校風を確認していました。

イメージ写真
文部科学省のスーパーグローバルハイスクール(SGH)の指定も受け、次世代の国際的リーダーの育成をめざして、表現力や交渉力の育成などにも取り組んでいます

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