受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

巣鴨中学校

2018年6月24日(日)

努力によって周囲に認められる真のリーダーを育てる

 巣鴨中学校の歴史は、日本の代表的な哲学者であり、日本社会学の祖と仰がれた遠藤隆吉博士が1910年に創設した私塾「巣園学舎」に始まります。以来、「努力主義」を重んじる校風の下、学界や実業界、政界、医学界などさまざまな分野で活躍する人材を送り出してきました。

 あいさつに立った校長の堀内不二夫先生は、2015年に完成した新校舎について、「校内の要所に太い木の柱が、天に向かってそびえ立っています。これは、『まっすぐ社会に出て、太く伸びていってほしい』という生徒たちへのメッセージを形にしたものです」と話しました。続けて、「日ごろから生徒たちには、友ではなく“朋”であれと伝えています。本校の6年間で切磋琢磨して絆を深め、一生の仲間と呼べる“朋”をたくさんつくってほしいと思います」と語りました。

 また、校風を特徴づける「硬教育」について堀内先生は、「みずから努力し、何かをつかむことを指します。何事にも一生懸命取り組み、挑戦する気持ちを育むのが本校の教育です。努力する姿勢によって、周囲から認められた人こそが、真のリーダーといえます。生徒たちには、努力を通じて自分の夢をかなえ、社会で活躍する人材に育ってほしいと願っています」と結びました。

 続いて、広報と国際教育を担当する岡田英雅先生より、具体的な教育内容の説明がありました。まず、「大菩薩峠越え強歩大会」「巣園流水泳学校」といった心身の鍛錬につながる伝統行事を紹介したうえで、「努力とは、夢をかなえるための武器です。本校には、こつこつ努力する姿勢を育む仕掛けがたくさんあります」と話しました。

 一方、力を入れている英語教育については、中1・2では、ネイティブと日本人の教員にチームティーチングの「コミュニケーション」の授業を行い、早い段階から話す力を伸ばしていきます。また、中2~高2を対象にオンライン英会話を実施しており、海外のネイティブ講師と1対1で会話し、語学力に磨きをかけています。

 国際教育については、イギリス・イートン校でのサマースクールを用意。現地で3週間を過ごすこのプログラムには毎年、中3~高2の希望者から選抜された40名が参加しています。イートン校で過ごした経験をきっかけに海外大学への合格をめざす生徒もおり、この9月からオックスフォード大学に進学する生徒もいるそうです。このほか、中2~高1を対象に、夏休みに長野県の巣鴨学園蓼科学校で行う5泊6日の「巣鴨サマースクール」も展開。現役外交官をはじめとするイギリス人講師6名と一緒にスポーツをしたり、現代政治について語り合ったりしています。加えて、高1の希望者を対象に、3学期の約3か月間をイギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリアのいずれかの学校で過ごすターム留学制度もあるなど、生徒の視野を広げて国際感覚を磨くプログラムが充実していることが伝えられました。

 2019年度の中学入試の変更点も伝えられました。これまでの2月1日午前(第Ⅰ期)、2日午前(第Ⅱ期)、4日午前(第Ⅲ期)の計3回に加えて、1日午後に算数選抜入試を新設します。この入試の詳細は秋以降に発表するとのことです。

イメージ写真
この日は小学5・6年生を対象とした数学と理科の体験授業も同時に開催。数学では三平方の定理などを学び、子どもたちは知的好奇心が刺激された様子でした

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