受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

東洋英和女学院中学部

2018年6月1日(金)

建学の精神「敬神奉仕」を柱に 「安心感」を与える教育の実践

 1884年にカナダ・メソジスト教会の女性宣教師マーサ・J・カートメルによって設立された東洋英和女学院は、建学の精神である「敬神奉仕」を今に受け継ぎ、教育目標として掲げています。説明会で中学部長の石澤友康先生は、「欧化主義に対する反動、国家主義の台頭などで、本学院は苦難を迎えた時代もありましたが、キリスト教を礎とした姿勢は一貫して変わりませんでした」と同校の歴史を振り返りました。

 続いて、定評のある英語教育について、「熱意ある教員たちの指導によって、生徒たちを後押ししています」と強調。そのうえで、英語と同様に重視している国語の読解力の養成について話を進めた石澤先生は、「日本語においても、読む・書く・話す・聞くという4技能をバランス良く伸ばしています。日本語による記述力や表現力が向上すれば、英語力も大きく向上するからです」と話しました。

 また、グローバル社会で求められる人材については、「自分の考えをしっかり持って、正しく発信できることが重要」と語りました。加えて、「英語によるコミュニケーションはできて当たり前の時代です。これからの時代で大切なのは、他者を受け入れて協働する力です。本学院でもこの力を養っていきます」と述べました。

 そして、女子教育のポイントとして「『安心感』が大きな成長をもたらす」と語った石澤先生は、「一人ひとりが、自分のやりたいことを安心して打ち込める環境づくりに注力しています。今度はぜひお子さんと一緒に足を運んで、本学院の様子をお確かめください」と呼び掛けました。

実践的な英語力の養成 B日程を2月2日に変更

 次に、中学部教頭の野村正宣先生から、学校生活やカリキュラムについて説明がありました。まず、毎朝の礼拝や週1回の聖書の授業について紹介。また、奉仕を実践するための知識や技術を習得する「ディアコニア(ギリシア語で“人に仕える”という意味)」という活動で、車椅子や手話の体験学習をする生徒の姿のほか、実際にボランティア活動に取り組む様子についても話しました。

 カリキュラムについては、中学から習熟度別授業を行い、高1から選択科目の履修が始まります。高2・高3で設けられている選択授業は週14時間です。また、英語教育については、オリジナルテキストを使用し、それに対応する家庭学習用サイトを設けて、いつでも自由に学べる環境を整えています。加えて、ネイティブ教員による英会話授業やクラスを2分割しての少人数制授業のほか、音声を聞きながら英語の本を読む多読授業も展開。一連の教育の成果として、昨年の中3のGTECの平均スコアは528.2点と、全国平均の402点を大きく上回る結果だったことが伝えられました。

 2019年度入試については、B日程(約30名)を2月2日に実施します。例年、B日程の入試は2月3日ですが、2019年は3日が日曜日に当たるため、2日に変更します。なお、A日程(約80名)と帰国生入試(若干名)は例年同様、2月1日の実施です。

イメージ写真
キャンパスは「麻布十番」駅から徒歩5分、「六本木」駅から徒歩7分という利便性の高い立地。鳥居坂教会や各国の大使館などが立ち並ぶ閑静な一帯にあります

http://www.toyoeiwa.ac.jp/chu-ko/ 別ウィンドウが開きます。

ページトップ このページTopへ