受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

立教女学院中学校

2018年6月13日(水)

知的で品格のある 凛とした女性を育成する

 1877年にアメリカ聖公会の宣教師C・M・ウィリアムズによって設立された立教女学院。キリスト教に基づく全人教育によって、知的で品格のある凛とした女性を育てています。

 あいさつに立った校長の田部井善郎先生は「本校は、明治初期に、当時としては画期的だったキリスト教に基づく女子教育を始めました。そのころから高い知識を学び、豊かな人間性をキリスト教の信仰に基づいて育むということを教育の理念としています」と話しました。続けて、中庭にある樹齢約100年のヒマラヤスギなどが残る同校の環境についても触れ、「教育にとって大切なことの一つは環境です。本校では時間がゆったりと流れるような、豊かな緑に囲まれたキャンパスで、生徒たちが自由に生活しています。そして、生徒本人にとって何が最も大切なのかを常に考えながら、保護者の皆さんと学校とが一緒になって、手作りの教育を行っています」と語りました。

 次に、入試広報主任の髙嶺京子先生が具体的な教育内容を説明しました。最初に紹介したのが、キリスト教教育の柱である礼拝、そして「土曜集会」です。これは月に1回程度行っているプログラムで、各分野で活躍している著名人を招いた講演会を開いたり、イスラム教のモスクを訪問したりします。加えて、東日本大震災で大きな被害を被った宮城県南三陸町の小学校への体操服寄贈といったボランティア活動や、長崎(中3)や沖縄(高2)を訪問する平和学習に熱心に取り組む生徒の姿も紹介した髙嶺先生は、「多様な価値観に触れることによって、生徒たちは社会に目を向け、広い視野を持ち、主体的に生きる力を身につけます」と語りました。

思考力、表現力、国際感覚を磨く 多彩なプログラムを展開

 総合的な学習の時間で行っている「ARE学習」も同校の教育を象徴する取り組みの一つです。これは、生徒自身がテーマを求め(Ask)、調べ(Research)、言語化して発表する(Express)プログラムです。中1から段階的に授業が始まり、高3で卒業論文を書いて、発表まで行います。こうした一連の学びから、「生徒たちは自学自習の姿勢を身につけ、思考力や表現力を高めています」と強調しました。

 一方、力を入れている国際理解教育については、スタンフォード大学やカリフォルニア大学の学生を校内に招いて、英語でディスカッションする「エンパワーメントプログラム」や、カリフォルニア大学デービス校で最先端の研究に触れる10日間の海外研修を展開。このほか、ニュージーランド、アメリカ、フィリピンの姉妹校との短期・長期交換留学制度も用意して、国際感覚に磨きをかけています。

 高校教頭の山岸悦子先生からは、進路に関する説明がありました。立教大学への推薦枠は121名分ありますが、立教大学以外への進学を希望する生徒にもていねいに対応しており、高2から「理系」「文系(受験)」「文系(立教大学推薦)」の3コースに分かれます。

 最後に、2019年度入試について、郵送による出願の日程が例年より早まることが伝えられました。2019年度は、1月10日から18日まで(18年度は1月20日~23日)の期間で願書を受け付けるとのことです。

イメージ写真
緑豊かな約5万m²のキャンパスには、2006年に東京都杉並区の有形文化財に指定された聖マーガレット礼拝堂のほか、2014年に完成した総合体育館などが並びます

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