受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

獨協埼玉中学校

2018年6月25日(月)

自ら考え、判断できる若者の育成をめざし、多彩な体験プログラムを用意

 東京・文京区にある獨協中学校・高等学校の兄弟校として、1980年に埼玉県越谷市に獨協埼玉高校が開校。2001年には中学校が併設され、「学問を通じての人間形成」を根底に置いた一貫教育を行っています。300mのトラック、サッカー兼ラグビー場、野球場、テニスコート(7面)、二つの体育館、25mプール(9コース)などの設備が充実した、約80,000㎡ものキャンパスも魅力の一つです。

 説明会で校長の百合壽紀先生は、人に代わって人工知能(AI)が多くの仕事を担うとされる将来について触れながら、「そんな時代に必要なのは、豊かな人間性です。生徒の全人格的な発達をめざす本校では、勉強はもちろん、部活動や行事にも全力で取り組むことを求めています」と話しました。また、これからの社会で重視される思考力、発想力、表現力を養うために、「論文やレポート、プレゼンテーションなどにも、中学生の段階から積極的に挑戦させています。そうした学びの拠点となるのが、約6万冊の蔵書を誇る図書館です。専任の司書が常駐し、資料選びやレポートのまとめ方なども指導しています」と説明しました。そして「これからも本校では、座学にとどまらず、多くの体験によって知識を習得することを重視し、教育目標の『自ら考え、判断できる若者を育てる』を実践していきます」と語りました。

 続いて、教頭兼中等部主任の堀口千秋先生より、具体的な教育内容について話がありました。まず、中学の早い段階で、高度な知識を学んでいくうえで土台となる確かな読解力や自学自習の姿勢を養うために、週に3回ずつ、始業前の時間に朝読書と朝学習(小テスト)を行っているとのことです。

 生徒が自発的に考える機会を数多く設けているのも特徴です。たとえば、年間30以上もの実験を行う理科をはじめ、近隣の田んぼで田植えから稲刈りまでを行う「稲作体験(中1)」、外部講師による講義や体験プログラムを通じて学ぶ「職業体験(中2)」、埼玉県立大学で福祉や介護についての講義などを受ける「福祉体験(中3)」など、社会貢献の在り方を学んで、職業観を培う総合学習の時間を用意しています。

 国際理解教育については、中2全員参加の河口湖での「アメリカンサマーキャンプ」のほか、ニュージーランド(中学)、オーストラリア、ドイツ(いずれも高校)の学校との交換留学のプログラムなどを実施して、参加した生徒の国際感覚を磨いています。

 進路指導については、高2で文系・理系を選択し、高3では高校からの入学生と合流して、進路別に文系Ⅰ、理系Ⅰ、文系Ⅱ、理系Ⅱ、獨協の5コースに分かれ、Ⅰは国公立大学を、Ⅱは私立大学をめざすコースです。併設する獨協大学、獨協医科大学へは推薦制度がありますが、併願推薦の制度を利用すれば、他大学の一般入試に挑戦することもできます。ちなみに、獨協大学には例年、卒業生の15%ほどが推薦で進学しているそうです。また、獨協大学への進学を前提とした獨協コースのカリキュラムは、大学講義の受講や、TOEIC検定対策といった大学進学後を見据えた内容で、推薦基準を満たすだけでなく、大学教授の指導の下、1万6000字以上の卒業論文を完成させることも進学条件となっています。

イメージ写真
東武スカイツリーライン「せんげん台」駅から直行バスで約5分。自然に恵まれた広々としたキャンパスも魅力的です

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