受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

西武学園文理中学校

2018年6月27日(水)

「グローバルコース」がスタート。海外大学への進学も視野に入れた学びを展開

 「誠実」「信頼」「奉仕」を校訓とする西武学園文理中学・高等学校。1981年に高校が、1993年に中学校が開校しました。高い知性と豊かな人間力を備え、国際社会に貢献できる「真のレディー&ジェントルマン」の育成をめざしています。

 説明会であいさつに立った中学校校長の伊藤邦義先生は、「本校では、特に国際理解教育と英語教育に力を入れています。日本人としてのアイデンティティーを備えた、グローバル社会のリーダーとなれる人材を育てるのが本校の教育です」と語りました。そのうえで、2020年度以降に導入される大学入学共通テストにも触れて、「柔軟な思考力、鋭い洞察力と考察力、豊かな表現力を養うとともに、面接や小論文においても高いレベルの英語力を発揮できる生徒を育てていきます」と続けました。

 そして、今年度より「グローバルコース」がスタートしたことも報告した伊藤先生。中2進級時に選択可能な希望制のコースで、これまで以上に「英語が使える日本人の育成」をめざすカリキュラムが用意されているとのことです。また、かつて併設する小学校の校長を務めていた伊藤先生は、内部進学生と中学からの入学生が交流することで生み出す相乗効果について、次のように話しました。

 「さまざまな力を持った生徒たちが、互いに刺激を受けることで向上心が高まり、切磋琢磨するようになります。そして、優秀な人と自分を比べるのではなく、『今、自分は何をしたらいいか』を考え、行動し、それができたら自分を褒めてあげること。そうした日々の積み重ねが大きな成長につながると、生徒に伝えています」

 次に、具体的な教育内容の説明がありました。学習面については、授業の進度は速くても学ぶ楽しさを伝えて、自学自習の習慣を形成していくとのこと。また、中1の5月に行われる宿泊合宿で学習方法をていねいに指導しているそうです。加えて、基礎学力の定着を図るために小テストを頻繁に実施しているほか、朝6時から利用できる自習室など、手厚いサポート体制を整えています。

 英語教育では、4技能をバランス良く伸ばすことを目標に、少人数制・習熟度別の授業、タブレットを利用した授業や洋書の多読、ネイティブスピーカーとのオンライン英会話や英作文添削、理科実験をネイティブスピーカーと一緒に行うサイエンスイマージョンなどが行われます。

 一方、グローバルコースでは、文系・理系を問わず、国内大学はもちろん、海外大学への進学も視野に入れた学びを展開します。海外研修を数多く用意しているのが大きな特色で、フィリピン・セブ島、イタリア、オーストラリア、アメリカ、カナダでのプログラムを実施していくとのことです。

 2019年度入試については、1教科入試(得意教科入試から名称変更)と適性検査型入試の日程が変わります。19年度は1月12日午後(算数1教科入試)、17日午前(英語1教科入試)、19日午前(適性検査型入試)となります。また、12日午後と17日午前の1教科入試については、新たに「専願優遇制度」が設けられるとのこと。出願時に同校を第1希望(専願)として選択すると、合格判定において優遇されます。

 特選クラス入試と一貫クラス入試については、大きな変更はありません。特選クラス入試は、1月10日午前(4科)、10日午後(特待、2科)、12日午前(4科)、17日午前(4科)、22日午前(2科)の計5回行います。一貫クラス入試は、1月10日午前(4科)、12日午前(4科)、17日午前(4科)の計3回実施します。12日と17日は、当日に特選と一貫の受験種別変更が可能です。また、複数回受験者への加点制度があります。

 これに加えて、2月5日午後に「総合選択入試」を新設します。試験科目は国語・算数の2科、算数1教科、英語1教科のいずれかより選択します。算数1教科または英語1教科を選択した受験生は、専願優遇制度の対象となるとのことです。

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