受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

山脇学園中学校

2018年6月19日(火)

“志”を育む豊かな教育環境で、社会で活躍する女性リーダーを育成

 1903年に設立された山脇学園中学校がめざすのは、「社会で生き生きと活躍する女性のリーダーの育成」です。2009年から開始された「山脇ルネサンス」の下、課題解決型学習エリア「サイエンス・アイランド(SI)」「イングリッシュ・アイランド(EI)」「リベラルアーツ・アイランド(LI)」を整備。生徒一人ひとりの能力を最大限に伸ばし、国際社会に貢献する“志”を育てています。

 初めにあいさつに立った校長の山﨑元男先生は、「素直でひたむき、そして学校行事やクラブ活動にも熱心に取り組むのが山脇生です」と話しました。建学の精神にもうたわれている「時と場を弁え、立ち居振る舞いができる女性」を育成するため、「生徒の自主性を尊重したきめ細やかな指導を実践している」ことを強調したうえで、充実した学習環境や海外大学進学のサポートなども紹介し、「115年の伝統を生かし、生徒の可能性を最大限に引き出す本校の教育の今後に、期待していただきたいと思います」と語りました。

 続いて登壇した校長補佐の髙村隆博先生が説明したのは、学力向上に向けての同校の取り組みです。髙村先生は「思考力、判断力、表現力、探究力など『新しい学力』を育成するプログラムとともに、基礎学力の強化にも力を入れています」と話しました。先取り教育や習熟度別授業の適正化、中学の国語・数学の授業数を増やして読解力や記述力を高めるカリキュラム改革のほか、英語や数学の補習の充実と、大学入試対策の講習の拡充を図っていくとのことです。

 次に、入試広報部の大島悠希先生が「本校では、学問を通して伸ばした『自分にしかできないこと』を社会で生かすことを、“志”と呼びます」と述べた後、その志を育て、実践的な学びを実現する三つのアイランドについて紹介しました。EIは、海外生活を疑似体験しながら総合的な英語力に磨きをかけられるエリアです。さらに、中3の「英語チャレンジプログラム」では、ネイティブ教員と日本人の教員によるチームティーチングによって、実践的な英語力を培っていきます。

 SIでは、専門的な理科実験室や屋外実験場を活用して、科学的探究心を養成します。中3の「科学チャレンジプログラム」では各自がテーマ研究に取り組み、沖縄・西表島への野生生物調査を実施します。そして、LIでは、知識を運用する力や発信力を育てるアクティブ・ラーニング型の学びを展開。模擬裁判や模擬国連の活動なども行われています。「三つのアイランドでの活動を通して、自分にしかできない学問を通した社会貢献について深く考えることができるため、大学進学の際のミスマッチをなくすことができています」と述べました。

 最後に中学入試についての説明がありました。2019年度入試から、国語、算数どちらか1科目を出願時に選択する「国算1科午後入試」が2月1日午後に新設されます。中学入試に向けた学習をきちんと積み重ねていれば対応できる内容で、「4教科型の過去問に取り組むことが、来年の1科入試の対策としても有効です」と伝えられました。また、英語入試では、独自の英語試験がなくなり、英検®3級以上の合格証のコピーを提出したうえで、国語・算数2科の試験を受ける形になるとのことです。

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

イメージ写真
ネイティブ教員が常駐し、海外留学した気分で英語を学ぶ「イングリッシュ・アイランド(EI)」。実践型の授業やプログラムで、英語のコミュニケーション能力を鍛えます

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