受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

法政大学第二中学校

2018年6月21日(木)

主体性・協働性・総合性の三つを意識した学びで、社会貢献できる人材を育成する

 法政大学の付属校として旧制法政大学第二中学校が開校したのは1939年のことです。戦後、新制の中学校・高等学校になりました。2016年には中高同時に共学化し、新校舎の利用も開始。新たな歴史を刻み始めています。

 この日、あいさつに立った副校長の五十嵐聡先生は、明治時代に設立された法政大学が2030年に創立150周年を迎えることに触れながら、同大学の憲章である「自由を生き抜く実践知」を紹介。「本校は『社会や人のために、真に自由な思考と行動を貫き通す自立した市民を輩出する』という理念の下で、日々の教育活動を行っています」と話しました。そのうえで、「人は他者とのかかわりから大きく成長します。生徒たちには、多様な仲間との出会いから多くのことを学んで自己を形成し、社会貢献できる人材に育ってほしいと願います」と語りました。

 続いて、具体的な教育内容の説明です。付属校としての利点を生かした中高一貫教育で、主体性・協働性・総合性の三つを意識した学びを実践する同校では、中学は1クラス30名以下の少人数編成で、よりきめ細かい指導を行っています。特に英語と数学はクラスを2分割した少人数制授業を実施して、基礎力の定着を図っています。

 また、受験勉強にとらわれない体験学習や探究活動も活発に行っています。そうした学習で活用されるのが、約8万冊の蔵書とインターネット環境が整った図書館です。ここには、生徒がディスカッションやプレゼンテーションをできるスペースも完備。仲間と共に調べ、考え、話し合って解決策を模索していくコミュニケーション力や、導き出した解決策を他者に正確に伝える表現力の二つを養う重要な施設となっています。

 国際交流にも力を入れて取り組んでおり、アメリカ、台湾、インドネシア、スウェーデンなどから留学生を積極的に受け入れているのも特徴です。海外研修については、中学でニュージーランドでのホームステイを実施。加えて高校では、短期・長期留学制度も用意されています。

 進路指導については、高1から高入生と混合クラスで、高1・2は共通クラスで全教科を等しく学び、高3で文系・理系に分かれます。そして、法政大学への進学については、「日常の成績が60%以上」「TOEIC Bridgeが140点以上」「基礎的思考力確認テストで一定以上の評価」の3点を満たすことで、いずれかの学部に進学することが認められます。例年、卒業生の90%以上が有資格者となり、85%前後が法政大学に進んでいるそうです。ちなみに、法政大学には15学部ありますが、評価の高い順に希望する学部への進学が可能となるため、「生徒たちはふだんから真剣に学習に取り組んでいる」とのことです。

 2019年度入試については、1月に帰国生入試1回、2月に一般入試2回というスケジュールで行われる予定です。定員は男女別に設定されますが、試験問題は男女共通となります。詳細は9月以降の学校説明会で発表されます。

イメージ写真
総合文化棟には、蔵書8万冊の図書館のほかにも、1300席を擁する木月ホールなどの文化施設があります。このほかテニスコート、サッカー場、陸上競技場など、運動施設も充実しています

http://www.hosei2.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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