受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

横浜共立学園中学校

2018年7月3日(火)

豊かな人間性を備えた、世界平和のために貢献できる女性を育成する

 今年、新校舎が完成し、より充実した学習環境となった横浜共立学園。1871年に米国婦人一致外国伝道協会から派遣された女性宣教師によって設立されたアメリカン・ミッション・ホームを前身として生まれた伝統校です。「一人の人間を無条件に尊重し愛する」というキリスト教精神に基づき、豊かな人間性を備えた、世界平和のために貢献できる女性の育成をめざしています。

 横浜・はまぎんホールで行われた説明会では、校長の小澤伸男先生が登壇。「本校は、明治維新で国が混乱する中、抑圧され、貧困に苦しむ女性を救いたいという願いから、女性宣教師が命がけで立ち上げたものです。そして、一人ひとりを神に愛され、豊かな人間性を持つ女性に育てる教育が行われてきました」と建学の精神を説明しました。そのうえで「中高6年間は、人間性の土台が作られる大切な時期です。お子さんにどのような土台を築いてほしいかを考えて、学校の教育方針を見極めた学校選びをしていただきたいと思います」と参加者にメッセージを送りました。

 続いて、沿革の紹介や学校生活の様子を収めたDVDを上映。入学式、秋桜祭(文化祭)、クリスマス礼拝といった行事に取り組む生徒たちの生き生きとした姿が紹介されました。そして、再び小澤先生より、教育体制や学校生活についての説明がありました。「心を育む教育」を大切にする同校の一日は、毎朝の礼拝で始まります。聖書のことばに向き合う時間は、「神を知る」「隣人を愛し、仕え、共に生きる」ことを意識する大切な時間となっているそうです。

 女子校であることの良さについてもお話がありました。小澤先生によると、「女子の発達に適したカリキュラムがあり、また教員も、女子の性格を考えた声掛けをしているので、伸び伸びと学習に打ち込める環境です。生活面でも、男女という枠組みにとらわれることなく、いろいろな活動や行事の中で、生徒たちは自分自身をめいっぱい表現し、感動を共有しています」と語りました。

 学習指導においては、受験にも十分に対応しうる授業内容となるよう、演習時間もしっかりと確保。もちろん、基礎で取りこぼしがないよう、遅れがちな生徒には夏休みの補習などでしっかりとフォローします。その成果は、東大をはじめとした国公立大学、難関私立大学への高い合格実績として表れています。

 生活指導については、「あいさつをする、時間を守る、ものを大切にする」ということを、生徒に強く呼び掛けています。また、クラブ活動は成績や結果を追い求めるのではなく、学園生活をより有意義にするための活動と位置づけて、積極的な参加を促しているそうです。

 施設面では、木のぬくもりが感じられる校舎のほか、礼拝堂も完成。また、横浜市指定有形文化財でもある本校舎の保全・耐震工事も実施され、今年度末に完成する予定とのこと。受験生は入学してすぐに新しい環境を利用できます。

 2019年度入試については変更点があります。例年、B方式(2科、30名)の入試は2月3日ですが、2019年は3日が日曜日に当たるため、4日に変更します。なお、A方式(4科、150名)の入試は例年同様、2月1日の実施です。

イメージ写真
2期・週5日制。週3日間は7時限授業で、土曜日は希望制の課外授業などを実施しています。また、英語は外国人講師による1クラス2分割の少人数制授業を、高2まで週1コマ行っています

http://www.kjg.ed.jp 別ウィンドウが開きます。

ページトップ このページTopへ