受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

国学院大学久我山中学校

2018年6月29日(金)

今年度より女子部に「CC(Cultural Communication)クラス」を新設

 建学の精神に「忠君孝親」「明朗剛健」「研学練能」を掲げる国学院大学久我山中学高等学校。部活動が盛んで、ラグビーや野球、サッカーなどスポーツの名門校であり、また進学校としても知られています。そんな同校の最大の特色は「男女別学」であること。男女それぞれの発達段階に即した指導を各教科で実践するため、男子生徒と女子生徒は異なる校舎で学んでいますが、学校行事やクラブ、生徒会などでは協力して活動しています。

 女子部については今年度より、CC(Cultural Communication)クラスが新設されました。このクラスでは、異文化交流に力を入れながら、4技能をバランス良く伸ばす実践的な英語教育が行われます。女子部長の髙橋秀明先生は、「CCクラスのスローガンは『もっと日本を。もっと世界へ。』です。世界に貢献できる人材の育成を掲げる国学院大学の理念の下、確かな語学力の養成と併せて、日本の伝統文化と世界の多様な文化への理解を深め、新時代に順応する新たな文化を創造する力を育んでいきます」と語りました。

 続いて、入試広報室の横山先生が具体的な教育内容を説明しました。同校は「男女別学」のほかに、「きちんと青春」と「進学校」を加えた三つをキーワードに、日々の教育活動を行っています。このうち、卒業生が考案したキャッチフレーズである「きちんと青春」については、勉強、行事、部活動はもちろん、1日1日の学校生活を大事にする精神を表したものです。横山先生は「本校の生徒たちは、何事も全力でチャレンジし、仲間と一緒に目標を達成しながら、協働力や共感力を培っています」と話しました。

 そして、「進学校」の特徴として挙げたのがコース制です。男子部は「一般クラス」と「STクラス」に、女子部は「CCクラス」と「STクラス」に分かれて学びます。このうち、最難関国公立大学への現役合格をめざすSTクラスは、男女ともに2クラス設置。特に英語や数学は、発展的な内容を学んでいきます。このクラスには、ST入試の合格者だけでなく、一般入試や入学前学力診断テストでの成績優秀者も加わります。さらに、入学後の成績によってクラス移動もあります。

 同校では、座学にとどまらず、多くの体験によって知識を習得することや、豊かな人間性を培うことも重視しています。たとえば理科では、物理・化学・生物・地学の分野別の実験室を活用して、中学3年間で約90種類もの実験の授業が行われます。そのうえで、夏休みには毎年、実験研究、野外研究、理科工作に関するレポートに取り組み、記述力や思考力を高めています。また、長野、尾瀬、北海道で行われる中学の自然体験教室では、美しくも厳しい自然の中で仲間たちとの共同生活を通じて、心の成長につなげています。

 自学自習の習慣を養う取り組みについては、日常的な添削指導、早朝・放課後の講習、長期休暇中の講習を行うなど、きめ細かくフォローしています。このほか、部活動も盛んですが、原則として活動は週4日で、活動時間も1日2時間程度です。この限られた時間のなかで生徒たちは工夫しながら練習に励み、運動部だけではなく、文化部も活躍しています。

イメージ写真
広々とした人工芝のグラウンド、二つの体育館、各種実験室がそろう理科会館など、充実した施設が魅力のキャンパス

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