受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

江戸川学園取手中学校

2018年7月10日(火)

「心力・学力・体力」をバランス良く鍛える「規律ある進学校」

 1978年の創立以来、「心力・学力・体力」の三位一体の教育に取り組んできた江戸川学園取手中・高等学校は、国際社会に貢献できる「心豊かなリーダーの育成」をめざしています。2016年度からは、中等部で「医科ジュニアコース」「東大ジュニアコース」「難関大ジュニアコース」の3コース制を敷き、将来の目標実現に向けて早期から取り組む教育環境を整えました。

 この日、あいさつに立った校長の竹澤賢司先生は「NEW 江戸取」と題した学校改革を紹介。今年度から制服をリニューアルしたことや、現在、創立40周年記念アリーナを建設中で、2020年3月の完成を予定していることを報告しました。また、Wi-Fi環境が整った高等部校舎のICT教室に加えて、中等部校舎全体に拡充を図り、2019年度の中1より1人1台のタブレットを導入して、課題発見・解決力を養成する授業を数多く行っていく予定とのことです。

 さらに、授業時間を1コマ50分から45分に短縮して密度を高めたうえで、自由選択制の講座「アフタースクール」を導入したことを説明した竹澤先生。放課後の時間や休日に、オンライン英会話、著名人による講演会、発展的な内容を扱う理科実験、お茶の水女子大学の協力の下で実施される「海辺の生物体験」など、多彩な講座を開いて、「生徒の興味・関心を引き出し、学習意欲の向上につなげていきます」と強調しました。また、こうした学びは土曜日の総合学習の時間でも行われており、急速なグローバル化による社会の変化に対応できる「21世紀型スキル」の獲得を目標として、2015年に国連総会で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」をテーマに、貧困問題やエネルギー問題などについて学習しているとのことです。

 一方、同校の特色でもある3コース制については、中2から高3までの間に計5回移動のチャンスが設けられているそうで、竹澤先生は「夢を追って努力することで生徒たちの力は大きく伸びます。そんな意欲的な生徒に応えるために、他コースへの移動の機会を数多く設けています」と話しました。続けて、「さまざまな改革を推し進めながらも、基本的な部分は変わりません」と語ったうえで、教育方針の「規律ある進学校」に触れながら、「国際社会で必要となるコミュニケーション力を培うためには、規律を守って信頼関係を築くことが大切です。本校の6年間で、国際人としてふさわしい礼儀正しい振る舞いをしっかり身につけてほしいと思います」と述べました。

 最後に、中学入試の説明がありました。2019年度の入試日程は1月17日午前、1月25日午前、2月5日午前の計3回です。変更点は、第3回が2月4日午前から5日午前になること、出願はWeb上でのみの受け付けとなることです。また、これまで一般入試は、すべての回で4科を課していましたが、19年度入試では、4科または英語型(国算英)の選択制に変わります。英語型を受験する場合は、Web出願の際に「英語学習履歴書」の入力が必要で、英語の出題内容は国際標準規格であるCEFRのA1~A2レベル程度となるそうです。さらに、これまで180名だった「難関大ジュニアコース」の定員を120名に減員したうえで、それぞれ30名だった「東大ジュニアコース」と「医科ジュニアコース」の定員を30名ずつ増やし、各60名とすることも伝えられました。

イメージ写真
国際理解教育にも注力し、多彩な海外研修プログラムを用意。高等部の修学旅行ではカナダを訪問するほか、希望者を対象とした「アメリカ・アカデミックツアー」などがあります

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